リコの興味しんしん

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各々の興味・関心事などに関する雑学を書いていきます。

ムキムキになるだけじゃない!筋トレがもたらす精神的メリット・デメリット

筋トレにおける精神的な効果・効能はどういったものなのでしょうか。
また、やり過ぎてしまった場合、どのような状態になるのかも気になりますね。
そのため今回は「ムキムキになるだけじゃない!筋トレがもたらす精神的メリット・デメリット」をご紹介します!

筋トレが持つ精神的な効果・効能とは

身体を鍛えてムキムキになるという肉体的な変化以外に筋トレが持っている精神的な効果・効能は、主にどんなものがあるのかというと・・・

  • 自信が付く
  • 前向きな気持ちになる
  • ストレスに強くなる
  • 食事に気を遣うようになる
  • ストレス解消になる

などが挙げられます。

それぞれ順に解説すると・・・

自信が付く

実は、人間の気持ちというのはとてもシンプルなもので、筋トレをして外見が変わると、みるみる間に精神面にも効果が表れ、自分に自信が付いてきます。

たとえば、男性であれば、これまでは街中でヤンキーチックな人を見るたびに心の中で(絡まれたら嫌だから、なるべく目を合わさないでおこう)という感じで弱腰だったとします。
ですが、筋トレをして自信が付くと(来るなら来いよ。いつでもやってやるぜ!)という気持ちに変わるという訳です。

もちろんそれだけではなく、外見が変わって筋肉が付くと、当然ながら衣類のサイズも変わるので、「おっ、前まで全然入らなかったジーンズが余裕で入った!俺/私って最高じゃん!」というように、やはり目に見えて自信が付いてくるんですよ。

そういう意味では筋トレは「自分に自信が無い」という人には、まさにうってつけと言えるでしょう。

前向きな気持ちになる

これも自信が付くことで起こる変化および効果で、対人関係をはじめ、あらゆることに対して前向きな気持ちになることができます。

対人関係を例にとって言えば、「気になる異性に話しかけたい気持ちはあるんだけど、なかなか勇気が出なくて・・・」という場合や「自分はそれとは反対の意見だったんだけど、つい周りに流されちゃって・・・」と後悔することが無くなるんです。

きっとそのスピードは徐々にであっても確実に前向き、かつ、社交的な性格になり、友達が増えたり恋人が出来たりするうえ、先輩や上司に対しても臆することなく堂々と自身の意見を言えるようになること間違いなしですよ。

ストレスに強くなる

言わずもがなですが、筋トレは鍛える部位にかかわらずとてもキツイものですので、それを耐えて筋トレをやり続けることで、確実にストレスに対して強くなります。
つまり筋トレは肉体だけではなく、精神も鍛える効果があるんです。

そもそも筋トレの醍醐味は「もうこれ以上回数をこなせない!」という所から後1回、2回とさらにこなし限界を超えることで、筋肉を大きくしていくところにありますので、そうやって繰り返し行うことによって、自然と我慢強くなるという訳です。

このことから、もしも仕事中に(ああ、かったるいな。早く終わらないかな・・・)という思いが沸き上がってきたとしても(いやいや、これぐらい昨日持ち上げたダンベル/バーベルの重さに比べれば何でもない)という考え方ができるようになるんですよ。

そう考えれば、ストレス社会と言われる現代を良い意味で図太く生きるためにも、筋トレは必須と言えるでしょう。

食事に気を遣うようになる

筋トレをして身体が変わってくると、やはりその筋肉を付けるための材料となる食事に対して気を遣うようになります。

たとえば、これまではラーメンやパンといった炭水化物を中心に食事をしていた人も(たんぱく質を多く摂らないと筋肉が付きづらいから、炭水化物はなるべく控え目にしよう)というように。

また、それまでは全く興味が無かったであろうプロテインや、「BCAA(筋肉の材料となるバリン・ロイシン・イソロイシンの3つの必須アミノ酸の総称)」などのサプリメント類に関しても、関心が出てくることでしょう。

もちろん、そうすることによって、結果的に健康体に結びつくということにもなるので、「ある程度の年齢になっても健康で元気に過ごしたい」という人にとっては、まさにうってつけと言えます。

ストレス発散になる

これもまたストレスに関することですが、筋トレをすると主要な男性ホルモンのひとつである「テストステロン」のほか「エンドルフィン」や「アドレナリン」など、いずれも気分を高めてくれる物質が脳内から大量に分泌されることから、ストレス発散になります。

ですので、例えば、(今日は何か気分がもやもやしててすっきりしないなあ)という時や、(かなりストレスが溜まってて、イライラが爆発しそうだ!)という時にたとえ10~15分でも筋トレをすると、とても効果的なんですよ。

事実、行っている最中や終わった後に(あれ?さっきまでのもやもやが全部吹き飛んでる!)とか(ああ、すっきりした!さっきは何をあんなに苛立ってたんだろう?)と思えてきますからね。

先日お亡くなりになられたコメディアンの志村けんさんではありませんが、「〇〇(この場合は筋トレ)はいいよな~」と思うこと間違い無しですので、騙されたと思ってぜひ試してみて下さい。


では次に、筋トレをやり過ぎてしまっている時に精神面に起こる変化、つまりデメリットについてです。

やり過ぎるとどういう精神状態に?

ここまで筋トレがもたらす精神的なメリットについてご紹介してきましたが、やり過ぎるとやはりデメリットもでてきます。

その一例を挙げると・・・

  • 筋トレしないと落ち着かなくなる
  • 休むと罪悪感がある

などがあります。

それぞれ順に解説すると・・・

筋トレしないと落ち着かなくなる

これはストイックに追い込んでいる人ほど多く見られる傾向で、たとえ5分や10分といった短い時間であっても、何かしらの筋トレをしないと落ち着かなくなってしまいます。

つまり、立派な筋トレ中毒になってしまっている証拠で、こうなってしまうと日常生活の全てにおいて筋トレを軸にして物事を考えるようになります。

例えばの話、せっかくの恋人とのデートや友達からの遊びの誘いも断ることが多くなり、その結果、人間関係にヒビが入ってしまうことも十分に考えられます。

そうならないためにも、筋トレはあくまでも自分自身の身体と気持ちを変えるためのものであり、何も日常生活を犠牲にしてまで行うべきものではないということを覚えておくようにしましょう。

休むと罪悪感がある

これもまたストイックな人に多く見られるもので、体調不良や精神的なものなどその理由にかかわらず、とにかく「筋トレを休む」ということに対して、尋常ではないほどの罪悪感を感じるんです。

たとえば、(今日は〇〇(鍛える部位)の日だったのに、何でできないんだ!)あるいは(ああ、俺/私は今日自分自身に負けたんだ。何て情けない人間なんだろう・・・)というように、とにかく自らを責めてしまうんですよ。

言わずもがなですが、筋トレというのは「ただ単にひたすら毎日やれば良い」というものではなく、休む日をしっかりと作ることが重要です。

ですので、もし現在あなたがこういった考えになってしまっている場合はかなり勇気が必要になると思いますが、「休むのも筋トレのうちだ!」と考えを切り替え、その代わりに、筋肉の栄養源となるタンパク質がたっぷり含まれた食材をたくさん食べて下さい。

すると筋肉はみるみる間に大きくなり、次に筋トレを行った時にきっと良い意味であなたを驚かせてくれますよ。

まとめ

自信やストレス耐性を付け、前向きな気持ちにさせてくれる効果・効能を持つ筋トレ。
やり過ぎに注意しながら、精神的にタフな人間を目指しましょう!