九州の玄関口であり、海外からも大勢の旅行者が訪れる福岡ですが、観光の魅力は何なんでしょうか。
また訪れるべきスポットや、名産品なども気になりますね。
そこで本記事では、「福岡観光の魅力をご紹介!必訪スポットや購入するべき名産品も」をご紹介します!
福岡観光の魅力とは
九州地方を代表する大都市の福岡ですが、そんな福岡観光の魅力はなにかというと・・・
- 食文化が豊か
- 祭りやイベントが多い
- 自然に恵まれている
- おおらかで明るい人が多い
などが挙げられます。
それぞれ順に解説すると・・・
食文化が豊か
美味しいもののことを九州の方言で「うまかもん」と言うんですが、福岡には博多ラーメンや明太子などのほか、うまかもんが非常に多く、食文化が豊かです。
福岡市を例にとって言えば、全国主要産地市場取り扱い金額が何と全国1位を誇ると言われる鮮魚市場があるため、福岡・佐賀の両県にまたがる玄界灘で水揚げされた新鮮な魚を食べることもできるんですよ。
いつでも好きな時に新鮮で美味しい魚が食べれるというのは、魚好きの人にはたまりませんよね。
また、昔から屋台文化も盛んなため、福岡市の繁華街として知られている博多には、ラーメン・焼き鳥・おでんなどをはじめとした様々な屋台が、何と約150軒もあると言われているんです。
その歴史は終戦直後にまで遡ると言われ、当時は衛生面を危惧したGHQ(連合国軍総司令部)から立ち退きを言い渡されたり、時代と共にその件数が減ったりといった危機があったものの、それを乗り越えて今の姿がある訳ですから、博多しいては福岡県民の方々にとって屋台の存在がいかに大切なものかということが判りますよね。
ちなみに福岡と言えば博多の豚骨ラーメンを思い浮かべることが多いですが、実は福岡はうどんもラーメンと同じくらいの知名度を誇っているんです。
事実、博多駅周辺はうどんが発祥したと言われている承天寺(じょうてんじ)が近くに位置していることから、「うどん県」のニックネームで知られている香川県に勝るとも劣らない…うどん店の激戦区なんですよ。
だからなのか、所狭しと軒を連ねるお店の多くが行列必至の人気店ですので、「博多に行ったら絶対にうどんを食べるぞ」と決めている方は、事前にインターネットでどこのお店にするか決めておくことをオススメします。
そして福岡県民の方はもちろんのこと、他府県の方々も福岡の名産品として認めるほどの名産品である明太子に関して言えば、1948年(昭和23年)創業の「ふくや」や、1976年(昭和51年)創業の「やまや」などがその名を知られており、日本全国にファンの方がいるほどなんです。
事実、筆者である僕も上記2店舗の明太子はどちらも大好物で「これに白いご飯があれば、他には何も要らない」というほどですから。
このように福岡という街は、新鮮な魚をはじめ、麺類ならラーメンやうどん、おかずやお酒のおつまみなら明太子というように、とにかく食べ物が豊富ですので、もしもあなたが「味が濃くて美味しいものをたらふく食べたい」と思っているのであれば、ぜひ福岡に行くことをオススメします。
きっと「福岡って美味しい食べ物がこんなにあったのか!もっと早く来れば良かったよ」と思い、お気に入りの街になること間違いなしですよ。
祭りやイベントが多い
福岡県は、福岡・北九州・筑豊・筑後という4つの地域で構成されているんですが、それを実証するかのように県内各地では「博多どんたく」をはじめ、日本三大祇園祭のひとつとされている「博多祇園山笠」や「戸畑祇園大山笠」などのお祭りやイベントが開催されます。
福岡市内ではこの他にも、1月には九州三大祭りのひとつに数えられる「玉せせり」(正式名称は玉取祭)、10月上旬には「博多おくんち」など、ほぼ年間を通して何かしらのお祭りやイベントが行われているんですよ。
また、その多くが神様やご先祖様を供養するために行われるものなんですが、これはおそらく福岡県の歴史が非常に古く、様々な場所に神社やお寺が多いことからきていると考えられます。
何と言っても、大都会として知られている博多駅前の周辺にもそれらが所狭しと建てられていますからね。
確かに、中にはそういったことは一切考えず「お祭りは大騒ぎしてこそ価値がある」と考えている人がいることも事実ですが、当然ながらどのお祭りやイベントもしっかりとした歴史や伝統が息づいており、多くの人がそれらをしっかりと理解して大切にしています。
もしもあなたが女性で「福岡のお祭りに興味はあるけど、何か怖そうな男の人達が多そうだし、絡まれたりしたらどうしよう・・・」と思っているのであれば、そこは心配ご無用。
一般的に九州男児の代表格というイメージが強い(?)福岡の男性の多くは、基本的に「女性は守るもの」と考えているので、あなたが不安そうにしていれば、きっと「このお祭りを見るのは初めてですか?」「あまり身構えなくても大丈夫ですよ。楽しんで下さいね。」と優しく声をかけてくれることでしょう。
せっかく福岡に来たわけですから、彼らの言葉を信じて目の前で繰り広げられている壮大な光景をしっかりと目に焼き付け、おもいっきり楽しんで下さい。
自然に恵まれている
福岡県は海・山・川という3つが揃っていることから、季節ごとに様々な遊びを楽しむことが出来るなど、とても自然に恵まれています。
海であれば、何と県内10箇所に海水浴場が、山であればハイキングやキャンプに最適と言えるような自然公園も充実しているんですよ。
また温泉地も多いので、都会ではなかなか味わうことが出来ない温泉気分をたっぷりと味わうことも可能なんです。
一般的に、福岡と言えば博多や北九州といった都会がクローズアップされがちですが、それらの都会でも中心地を少し離れれば、すぐにこういった大自然と触れ合えるのも福岡という街の大きな魅力と言えるでしょう。
おおらかで明るい人が多い
上でご紹介したように、福岡には地域ごとに様々なお祭りが行われることから、その「お祭り気質」も影響しているのか、福岡県民は男女問わず全体的におおらかで明るい人が多いという特徴があります。
だからなのか、一例を上げると屋台で飲食をしている際でも、こちらから「すいません、ご一緒してもよろしいですか?」と話しかければ、お酒の勢いもあり「ええ、もちろん。どうぞどうぞ!」と快く受け入れてくれることでしょう。
ひょっとすると「どちらから来られたんですか?/ここは初めてですか?/印象はどうですか?」というように、質問攻めにされるかもしれませんね。
もちろんそこには何の計算も邪念もありませんので、「何だこの人、かなり馴れ馴れしいな」と変に身構えるのではなく、聞かれたことに素直に答え、楽しい時間を過ごすとGOODですよ。
ちなみに、福岡県民の多くは男女問わずお酒が強いので、あなたが「俺/私はお酒が強い」という自信があるのであれば、お酒を勧められた際は極力断らず、飲みっぷりの良さをアピールすると、好印象を持たれることでしょう。
ただし、女性の場合は、悪質な犯罪被害に遭ってしまう可能性もありますので、ほどほどにしてくださいね。
またこれも男女問わずなんですが、福岡県民の多くは気持ちがとても温かいので、たとえば旅行をきっかけに友達になったとすると、男性同士であれば「元気か?その後どうしてる?」や、女性同士であれば「何か困ったことはない?」など、結構な頻度で気遣いの連絡をしたりしてくれるんです。
人付き合いが軽薄になっているという現代においてはある意味とても珍しいことですが、これは彼ら彼女らがあなたのことを大切な友達と思ってくれている何よりの証拠ですので、その気持ちをしっかりと受け入れ、より一層仲を深めていきましょう。
では次に、福岡観光の際に必ず訪れるべき「必訪スポット」を5つご紹介しますので、ぜひ現地へ行った際の参考にしてもらえれば幸いです。
福岡の必訪スポット5選
筆者である僕がオススメする福岡必訪スポット5選は・・・
です。
それぞれ順に解説すると・・・
太宰府天満宮
「学問の神様」として有名な菅原道真(すがわらのみちざね)公が祀られており、全国的な知名度を誇る太宰府(だざいふ)天満宮は、国内外問わず年間約850万人以上が訪れる、まさに「定番」という名前がふさわしい観光スポットです。
さすが既述したように古い歴史を持ち、繁華街の近辺にもお寺や神社が多いことも頷けますよね。
なお場所としては、福岡市ではなく太宰府市なんですが、福岡市からも約20分ほどとアクセスも便利なことから、訪日外国人の方々にも広くその存在を知られているんですよ。
そんな太宰府天満宮の1番の見所は、何と言っても本殿の前に位置し、鮮やかな朱色が目を引く「桜門」です。
何とこの桜門は本殿へ向かう際には2重屋根に、戻るときには1重屋根に見える…つまり裏表で造りが違うという不思議な門なんです。
きっと1度目にすると、忘れられない光景としていつまでも記憶に残ることでしょう。
また、名産品としては、小豆の餡(あん)を薄い餅生地で包み、梅の刻印を入れた焼き餅である「梅ヶ枝(うめがえ)餅」があり、参道にはこれを販売するお店が所狭しと並んでいますので、太宰府天満宮を訪れたならぜひ購入して食べることをオススメします。
表面はパリッと、中はモッチリとしており、特に抹茶との相性は抜群ですよ。
そのほか、福岡原産のイチゴ「あまおう」を使った最中(もなか)などもありますので、お気に入りのスイーツを見つけてみるのも面白いでしょう。
ちなみに、太宰府天満宮の近くには「宝満宮竈門神社(ほうまんぐうかまどじんじゃ)」という、恋愛(縁結び)においてのパワースポットとして知られている神社があり、ご利益も大きいと言われていますので、現在恋愛中のあなたはぜひ参拝し、ご利益にあやかりましょう。
福岡タワー
高さ234mを誇る福岡タワーは、数ある海浜タワーの中でも日本一の高さを誇ることから「福岡のシンボル」とも呼ばれている場所です。
それを実証するかのように(?)、何と8000枚ものハーフミラーに覆われており、天気が良い日であればそこに太陽が反射し、言葉ではとても言い表せないほどの素晴らしい輝きを放つんですよ。
さらに、地上123mの高さに位置する最上階の展望室からは、何と360度の「超ワイドビュー」で博多湾をはじめとした福岡の街を一望できるので、精神的に疲れている時にその光景を目の当たりにすれば「何て綺麗な景色なんだろう。心が洗われるなあ」という気持ちになること請け合いでしょう。
もちろんそれだけではなく、夕焼けや夜景もとてもロマンチックですので、意中の異性を食事に誘うにはもってこいですよ。
そして、そういった雰囲気の元でしっかりと気持ちを込めてプロポーズすれば、きっとお相手の方も「はい、喜んで!」と二つ返事でOKしてくれるはずです!
門司港レトロ
ここは福岡市に次いで第2位の人口の多さを誇る北九州市の門司(もじ)区にある観光地で、明治から大正時代にかけて建設された建物が今も残されており、実に120年以上の歴史を持っている場所です。
まさにレトロの名にふさわしいですよね。
もちろんそれだけではなく、関門海峡を一望できる展望デッキや、大正時代の門司港を精巧に再現した海峡レトロ通りを有する「関門海峡ミュージアム」のほか、門司港名物・発祥と言われる「焼きカレー」を食べることができるお店もたくさんあります。
また、門司港レトロの最寄り駅である門司港駅に関して少しご紹介すると、この門司港駅は1914年(大正3年)に建設。
外観はモダンとレトロが融合した…まるで当時の一流ホテルを思わせる作りの駅です。
ホームにおいても、駅名表示の看板はひらがな表記と、当時のままとはいかないまでも、昭和を思い起こさせるものですので、もしもあなたが少し年配の方であれば「懐かしい!俺/私が若かった頃は、大体どの駅も駅名表示はひらがなだったなあ」というように、記憶が一瞬でタイムスリップすることでしょう。
1988年(昭和63年)にはその駅舎が、国内で初めて国の重要文化財に指定されたほか、2012年(平成24年)には大規模な工事が行われ、2019年(令和元年)の3月に現在の外観へとリニューアルオープン。
レトロな雰囲気はそのままに、世界的知名度を誇るコーヒーショップである「スターバックス」をはじめ、開業当時の大正時代に駅の2階で営業していた高級洋食店「みかど食堂」を「世界のNARISAWA」の名で多くの美食家に知られている成澤由浩(よしひろ)さんと共に再興した「みかど食堂by NARISAWA」もオープンしたんです。
このように門司港の雄大さや歴史に触れるも良し、焼きカレーに舌鼓を打つも良し、門司港駅を見ながら自らの青春時代を懐かしむも良しと様々な楽しみ方がありますので、ぜひ各々の方法でエンジョイして下さい。
能古島
能古島(のこのしま)は博多湾のど真ん中にある離島で、福岡市と能古島・小呂島を結ぶ市営渡船場である姪浜(めいのはま)渡船場からフェリーで10分と、非常にアクセスが便利なことで知られています。
また、島内にある「のこのしまアイランドパーク」は、春であれば菜の花が、夏であればひまわり、秋はコスモス、冬は水仙と四季折々の花々が楽しめる公園なんですよ。
そのカラフルな光景はインスタ映え必至ですので、写真を撮ってUPするも良し、もちろんシンプルに思い出のひとつにするも良しですので、各々の方法で記憶に残して下さい。
ちなみに、パーク内には恋愛に多大なるご利益をもたらしてくれる「恋の観音様」と呼ばれている観音像が2体(男性像と女性像)があるんですが、この観音像は「恋愛のパワースポット」としてSNSで話題になったもので、恋愛成就のほか、再婚や復縁にもお力を貸して頂けるとてもありがたい像です。
それだけにカップルの方々はもちろん、今現在想いを寄せている異性がいる、もしくは別れてしまった異性ともう一度やり直したいという想いを持っている方にとっては、まさに必訪スポットそのものと言えるでしょう。
それだけではなく、ウサギやヤギといった動物と触れ合える「ミニ動物園」や、上でご紹介した門司港駅と同じくレトロテイストな街並みが広がる「思ひ出通り」など様々な見所がありますので、自身の好みに合わせて訪れる場所を選んで楽しんで下さいね。
糸島
この糸島は、上でご紹介した能古島に引けを取らないぐらいに「インスタ映え」に最適な場所がたくさん存在することから、現在人気が急上昇している場所です。
名前に「島」と付いているからなのか、島の名前だと勘違いしている方もいらっしゃると言いますが、実は島ではなく、2010年(平成22年)の元日に旧前原市・旧志摩町・旧二丈町が合併して誕生した市の名前なんですよ。
つまり「福岡県糸島市」という訳です。
市全体を通して、まるでハワイやグアムのビーチを思い起こさせるような美しい海岸線がえんえんと続きますので、海を眺めるのが好きな方からすれば、「これほど俺/私にピッタリな場所があったのか、最高じゃないか!」と感動することでしょう。
ひょっとすると「移住しようかな」とまで考えてしまうかも。
この他にも、至る所におしゃれなカフェや雑貨店などがあることから、カップルの方々はもちろん、俗に言う「女子旅」にも最適なほか、既述したように「インスタ映えを狙うなら、これはマストでしょ!」というような「映えスポット」も盛りだくさんです。
いくつかここでのおすすめスポットをご紹介すると、まずは「日本の渚百選」や「日本の夕陽百選」にも選ばれるほどの絶景と言われている「桜井二見ヶ浦」です。
もちろんこれだけでもとても綺麗な景色を堪能することができるんですが、このスポットの見所はそれだけではなく、白い鳥居の奥に堂々とそびえ立っている夫婦岩なんですよ。
この夫婦岩は、長さ39m、重さ1トンの大きなしめ縄で結び付けられ、左側の女岩は11.2m、右側の男岩は11.8mという高さを誇っているほか、それらが表しているのは縁結びや安産の神様として知られる伊弉諾命(いざなぎのみこと)と伊弉冉命(いざなみのみこと)だと言われています。
事実、桜井二見ヶ浦にはこの2人の神様が祀られているという言い伝えがありますからね。
それだけに、この場所で写真を撮れば、現在恋人募集中の女性なら、いずれ必ず良い出会いが、カップルであれば将来きっと良い夫婦になることでしょう。
さらに、糸島には偶然同じ向きに傾いた2本のヤシの木を利用して作られた、その名も「ヤシの木ブランコ」(そのままじゃん!というツッコミはご勘弁下さい)や、何と駐車場でありながら自販機のオブジェやハート型のフレームなどが設置されている「#ジハングン」などがあり、まさにインスタ映えに最適なスポットが目白押しなんです。
その証拠に、この2つはインスタグラムにUPすると糸島のことを知らない人はほぼ間違いなく海外と勘違いし、「えっ、何この綺麗な景色!どこの国に行ってきたの?」と聞くんだとか。
そう考えれば、日本にこのような海外を思わせる場所があるというのは、ある意味とてもレアですよね。
いずれ「日本のハワイ」との異名を持つ沖縄に土を付け、「次世代の日本のハワイ」と呼ばれる日も、そう遠くないのではないでしょうか。
カップルでの旅行・女子旅どちらにも最適なこの地で「次世代の日本のハワイ」をたっぷりと堪能すれば、きっとあなたもリピーターになること間違いなしですよ。
福岡観光で購入するべき名産品は
では次に、福岡を訪れたら必ず購入するべき名産品をご紹介していきます。
辛子明太子
やはりというべきか「福岡と言えばこれ」と言っても過言では無いほどの知名度を誇っている辛子明太子ですが、これは製造途中で切れてしまったり、薄皮が破れてしまったものを指す「切子(きれこ)」になります。
こう聞くと中には「切れちゃったものなんだったら、大きさもそんなに無くて小さいんじゃないの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そこは心配ご無用。
こちら「博多あごおとし」のそれは実に大きく、何と5cm近い大きさ(2Lサイズ)のものが存在感たっぷりにタッパーに数本詰められているんですよ。
そう考えると切子という名前でありながら、元プロレスラーの長州力さんではありませんが「切れてないですよ」という感じですよね。
また「あごおとし」なるブランド名は「あごたんが落つるごとうまか」、つまり「あごが落ちるほど美味い」という思いを持って名付けられたんですが、まさにその名前がぴったり当てはまるようなプチプチとした食感と、口へと運んだ瞬間にはっきりと感じる芳醇な美味しさが最大の特徴なんです。
その美味しさの決め手となるのが、厳選された素材と塩分濃度の調整、そして、しっかりとした熟成なんですが、まず素材に関して塩は甘みのある長崎県産ものを、唐辛子は京都の老舗薬味処で程良い辛さのものと風味・香り共に抜群のものを数種類ブレンドして製造されたものを使用しています。
そして、塩分濃度の調整と熟成に関しては、細かく調整されているんですが、原卵を塩蔵することで粒を立たせて雑味を取り、調味液を含ませるという過程の中で、しっかりと管理されているんです。
その後、調味液から引き上げられたものは1本ずつ丁寧に器に並べられ、厳重に温度が管理されている熟成庫で熟成という流れで製造されます。
このように厳選された素材使用し、しっかりとしたケアが行われているからこそ、「あごおとし」なる名前が付けられるほど美味しいんです。
これを食べればきっとあなたも「おおっ、美味しい!あごおとしの名前は伊達じゃないな!!」と唸り、以降リピーターになること間違いなしですよ。
もつ鍋
こちらは博多にあるもつ鍋の老舗「一藤」の「よかばいセット」で「博多のソウルフード」と言われるもつ鍋が自宅で手軽に味わえる一品です。
監修を手掛けた一藤は、100年以上の歴史を誇っている老舗であり、頑ななまでに理想の味を追求するという姿勢から、何と全ての調理を手作業で行っているんですよ。
さすが長年にわたって支持を受けている老舗ですよね。
そんな老舗もつ鍋店監修のもつ鍋に使用されているモツは、国産黒毛和牛のものですので、鮮度の良さはもちろんのこと、独特の臭みもありませんので「自分はホルモンとかモツ類はちょっと苦手なんだよな・・・」という方でも抵抗なく食べれるのがGOODです。
そして、スープには味噌と醤油の2種類があり、味噌は白味噌仕立ての上品な味が、一方醤油はスライスにんにくを使用していますがあっさりとした味わいが特徴です。
さらに、そのセット内容はモツだけではなく馬刺しのほか、一藤の看板メニューである酢モツ、上記でご紹介した「あごおとし」の辛子明太子、ゆでちゃんぽん、味付けとして柚子胡椒、薬味にごま・唐辛子などなど。
福岡の「うまかもん」が目白押しですので、お祝い事や親戚での集まりごとなどには最適です。
ご自宅で福岡の味を堪能し「旅行に行きたい」と思っている方は現地に、そして福岡が地元だという方はぜひ故郷に思いを馳せて下さい。
博多の女(ひと)
一見、小説のタイトルのようなこの商品は、バームクーヘンの穴部分に小豆羊羹(あずきようかん)を入れたお菓子(スイーツ)です。
バームクーヘンと羊羹の相性が絶妙なうえ、甘過ぎることも無いので、スイーツ好きはもちろん、様々な方に受け入れられやすいのが特徴だからなのか、長い間博多土産のロングセラーとなっている一品なんですよ。
それを象徴するかのように、世界的権威のあるお菓子のコンテストである「モンドセレクション」の金賞を3年連続で受賞しているんです。
このことからも、どれだけ美味しいのかが判りますよね。
なお味の種類に関しては、ノーマルなプレーン味のほか、福岡原産のイチゴとして有名な品種「あまおう」を使ったイチゴミルク味もあるんです。
こちらのイチゴミルク味は、あまおうとバームクーヘンの生地、そして練乳とホイップクリームが入った羊羹との相性がベストマッチしているんです。
きっと一口食べた瞬間に、グルメリポーターの彦摩呂さんのように「味のベストカップルや~!(?)」と言ってしまうこと間違い無しですよ。
言わずもがな、どちらも味は最高ですので、家族や友達へのお土産にするのであれば、ぜひ2種類とも購入することをオススメします。
博多通りもん
この商品は、外側の生地(外皮)に生クリームが、そしてその中の白あんには高級バターがじっくりと練り込まれていることから、とても芳醇かつ上品な味が楽しめるおまんじゅう(西洋和菓子)です。
なお、「博多の女(ひと)」と同じように「モンドセレクション」の金賞を、2021年度も含め何と21年間連続受賞という驚異的な記録を持っているんですよ。
それを実証するかのように、この博多通りもんは今や福岡を含む日本国内のみならず、世界にもその名を知られていますので、もはや福岡・博多を代表する銘菓としての地位を確立していると言っても過言ではありません。
ちなみに、上記に掲載している商品は12個入りのものなんですが、5個~40個まで様々な個数の物がありますので、お土産を渡したい家族・グループの人数に合わせて購入することができるのも嬉しいですね。
外皮の生クリームと白あんに練り込まれた高級バターのこれ以上無いハーモニーを味わえば、きっとあなたもその虜になり、リピーターになること必至ですよ。
博多細麺(一蘭)
最後にご紹介するのは、1960年(昭和35年)に博多で産声を上げて以来、今や日本全国に店舗を展開、コシが抜群ながらのど越しも良く風味豊かな細麺を使うことで知られている豚骨ラーメン専門店「一蘭」が監修を手掛けた、同店の即席めんです。
ちなみに、一蘭と言えば辛さや麺の硬さなどがお好みでオーダーできることで知られていますが、この即席めんにはとことんまでこだわり抜いた濃厚なとんこつスープと細麺はもちろんのこと、まさに「旨辛」という表現がピッタリ当てはまると言っても過言ではない絶妙の辛さを生み出す粉末が付属しています。
つまり、「辛い物が大好き!」と言うなら全部、逆に「あまりにも辛いのはちょっと・・・」と言うなら少しだけというように、量を調節できるという訳ですね。
5食入りですので、自分用に購入するのはもちろん、友達や親戚などにあげる場合でも「結構な量が入ってるんだね。これだけあれば好きな時に博多ラーメンが楽しめて嬉しいよ」と感謝されることでしょう。
本場でも5本の指に入ると言われるほどの知名度と美味しさを誇る一蘭全面監修の製品ですので、地元が福岡の方であれば「博多ラーメンはやっぱりこれだよなあ」と懐かしい気持ちに、また本場の博多ラーメンを食べたことが無い人であれば「博多ラーメンってこんなに美味しいのか!現地に行ったら絶対に食べるぞ!」という気持ちになること間違いなしですよ。
ぜひ本場の豚骨ラーメンを心ゆくまで堪能して下さい。