リコの興味しんしん

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各々の興味・関心事などに関する雑学を書いていきます。

女性が筋トレするメリットって何なの?その際の注意点も

ここ数年「筋トレ女子」という言葉がブームになっていますが、女性が筋トレをするメリットは何なのでしょうか。
またその際の注意点なども気になりますね。
そこで今回は「女性が筋トレするメリットって何なの?その際の注意点も」をご紹介します!

女性が筋トレするメリットは?

女性が筋トレするをメリットととして、どのようなものがあるのかというと・・・

  • 痩せやすく、太りにくい身体になる
  • 自分に自信が付く
  • 気持ちが安定する
  • 冷え性・肩凝りを予防できる
  • 肌のコンディションが良くなる

などがあります。

それぞれ順に解説すると・・・

痩せやすく、太りにくい身体になる

これは女性だけではなく男性にも言えることですが、筋トレをすると新陳代謝が活発になることから、痩せやすく太りにくい身体を手に入れることができます。

こう書くと筋トレを敬遠している女性達から「え~、でも筋トレしたらムキムキになっちゃうんじゃないの?それにダイエットだったらランニングとかの有酸素運動が良いって言うし・・・」という声が聞こえてきそうですね。

これは「ボディビルダーみたいな体型にはなりたくない!」と思っているからなのかもしれませんが、そこは心配いりません。

というのも、女性はホルモンの関係上・また男性との筋肉量の違いから、ダイエットに効果的と言われる引き締める筋トレをした程度では「絶対に」ボディビルダーのような体型にはならないんです。

それどころか日々真剣かつ正しい方法で取り組んでいれば、鍛えている部位に関わらず、必ずその部位が引き締まってくるんですよ。

また、一般的にダイエットに有効とされているランニングなどの有酸素運動は、実は非常に燃費が悪く、長い時間走ることで筋肉が分解され基礎代謝量が下がってしまうので、もしも有酸素運動でダイエットに成功してもそれっきりでやめてしまうと、一気にリバウンドする可能性があるんです。

それに比べて筋トレであれば、有酸素運動よりもはるかに消費カロリーが多く(何と6倍差とも言われています)、しかも終わってからも何と16時間にもわたって消費カロリーが増加するので、効率的にダイエットをしたいのであれば絶対に筋トレをオススメしますよ。

自分に自信が付く

筋トレを続けていて徐々に身体に変化が出てくると、言わずもがな自分に自信が付きます。

始めるまでは「筋トレなんて私には向いてない」もしくは「どうせ長く続かないだろう」というマイナスの感情があるかもしれません。

ですが、いざやり始めて効果が出てくると「おっ、始めた頃より断然引き締まってる!私にもできたんだ!」という気持ちになるため、自信が付いて前向きになれるという訳ですね。

こういった自身が付いて前向きになるという効果があることから、メンタルが不安定な方には筋トレがとても効果的だと言われているんですよ。

筋トレをしている人達の間には「筋肉は裏切らない」という言葉がありますが、これは決してオーバーな表現ではなく、つまり「努力したから筋肉がついた=努力が報われた」という意味の比喩です。

もちろんあなたも自分に負けずひたむきに筋トレをすることによって、必ずこの言葉の意味が理解できるはずですので「体型はもちろん、精神的にも変わりたい!」と思っているのであれば、今すぐ腹筋・背筋・腕立て伏せといったジム&器具要らずでできる筋トレから始めてみて下さい。

きっと数か月後にはしっかりと効果が表れ、「やって良かった!」という気持ちになること必至ですよ。

気持ちが安定する

筋トレをすると男女問わず「テストステロン」という男性ホルモンをはじめ、様々な脳内物質が分泌されることから、気持ちが安定すると言われています。

こう聞いて「いやいや、そんなことある訳ないじゃん。気のせいだよ」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、「腹が立つことがあってイライラする」や「恋人とケンカして辛い」というような気持ちが不安定な時に、実際にほんの5分~10分でもおもいっきり力を出して筋トレをすると、それが終わる頃には「あれ、さっきのイライラ/悲しい気持ちは何だったんだろう」と思うぐらいに気持ちがすっきりするんですよ。

事実、お医者さんが筋トレを推奨することもあるほか、それを実践した方がメンタルの不調に悩まされることが無くなったという実例もあるんです。

そう考えれば、「たかが筋トレ・されど筋トレ」ですよね。

なお、仕事においても集中力や意欲が上がることから、効率も良くなるので、それまでとは打って変わって(?)、あるいはそれまで以上に仕事がはかどることになるでしょう。

そしてあなたも一度こういった感覚を経験すれば、「筋トレは偉大なり」と思うこと間違いなしです。

冷え性・肩こりを改善できる

既述したように、筋トレをすると体温などの基礎代謝のほかに血流もUPすることから、冷え性や肩こりを改善することができると言われています。

そもそも冷え性や肩こりというのは、主に血流が悪くなることで引き起こされるので、筋トレでその部分を重点的に鍛えることで血流が増え、改善されるという訳なんですよ。

鍛えて体型を変えるだけではなく、身体の異常をも改善してくれるんですから、やはり筋トレは偉大な存在ですよね。(しつこい?)

なお、肩こりに関して言えば、首の付け根から背中の上部にかけて走っている僧帽筋(そうぼうきん)が弱っていると、痛みを引き起こす・痛みがひどくなると言われているほか、姿勢自体も前かがみになってしまうというデメリットが生じます。

もしもあなたがいかに自身のルックスやスタイルに自信があっても、姿勢が前かがみの状態になっていては、せっかくの魅力が半減してしまいますし、男性に「せっかく可愛くて綺麗なのに残念だな」と思われてしまうことは、火を見るよりも明らかですよね。

意中の男性・もしくは彼氏や旦那さんにそう思われないためにも、これに当てはまる人は今すぐにでも肩周りの筋トレを無理の無い範囲で行うことをオススメします。

肌のコンディションが良くなる

これは成長ホルモンによる新陳代謝の活発化やアンチエイジング(若返り効果)によるもので、筋トレをすると肌のコンディションが劇的に良くなります。

また、筋トレによって「美肌の元」と言われるコラーゲンが体内で生成されるんですが、こちらも肌のコンディションを整えるのに一役買ってくれるんですよ。

よく「これ1本でプルプル・ツヤツヤの肌に」というような謳い文句のもと高額な乳液の販売や成長ホルモン注射を実施しているという場合がありますが、それに頼らなくても、筋トレをするだけで成長ホルモンが「これでもか!」というほど分泌されるんです。
つまり、筋トレは一石二鳥ということですね。

このことからもしもあなたが「私は昔から肌荒れがひどくてコンプレックスだから、改善したいな」と思っているのであれば、ぜひ無理の無い範囲で筋トレを行い、少しずつでも新陳代謝をUPさせていくことをオススメします。

「すぐに」という訳にはいかないかもしれませんが、粘り強く続けていればある日ふとした時に「あれ、そういえば何か肌が綺麗になってるような・・・」という変化を実感できることでしょう。

女性が筋トレする際の注意点とは?

このように、女性が筋トレすることで得られるメリットは様々あるんですが、実際に筋トレする際の注意点をご紹介すると・・・

  • 停滞期にはやり過ぎない
  • 効果が出る時期を把握しておく
  • タンパク質をしっかり摂取する

などがあります。

それぞれ順に解説すると・・・

停滞期にはやり過ぎない

停滞期と聞くとどこか交際しているカップルのようですが、実は筋トレにも思うように効果が出ない・やる気が起こらないなどの停滞期があり、この際は無理をしてやり過ぎないことが大切です。

とは言っても、やる気に満ち溢れている人や負けず嫌いな性格の人であれば、「これだけやってるのに何で効果が出ないの?追い込みが足りないのかな・・・」と不安になり、さらにハードに追い込もうとしてしまうでしょう。

ですが、人間の身体というのは、たとえばダイエットで1ヶ月に全体の5%以上体重が減ってしまうと「これはまずい!」と判断し、自らを守るためにこれ以上体重が減らないように調整してしまうので、これによりなかなか効果が出なくなってしまうんですよ。

言わば防衛本能が働く訳ですね。

このことから、ここでさらに追い込んで筋トレをしてしまうのは完全な逆効果ですので、この期間(一般的に2週間から1ヶ月と言われています)は扱う重量や筋トレの頻度を意識的に減らすようにし、ある意味「筋トレ以上に大切」と言われている食事でしっかりと栄養を摂取することを心掛けるようにしましょう。

そんなに焦らなくても、筋トレで付けた筋肉はそう簡単には落ちませんし、ダイエットで引き締まった身体が元に戻ってしまうということもありません。

ですから、停滞期中はくれぐれも焦ることなく、マイペースで筋トレに取り組むようにして下さいね。

効果が出る時期を把握しておく

実は女性には筋トレで効果が出やすい時期というものがあり、それを自分自身で把握しておくことが大切です。

こういうふうに書くと「そういうのがあったとしても、そんなのいつか判んないじゃん。」という声が聞こえてきそうですが、そのカギを握るのはずばり「生理周期」なんですよ。

なぜ生理周期が筋トレ効果のカギを握っているのかというと、筋トレでダイエット効果を狙っている場合、実は女性には効率的に脂肪が落ちやすい時期とそうではない時期があり、「生理が終わる日から排卵日までの7日間」が落ちやすい時期なんです。

そして、その時期に筋トレの量・頻度を増やすと、効果が出やすいと言われているんですよ。

特に排卵日の直前は、筋肉量が増えやすいホルモンバランスになっているので、追い込むには最適の時期と言えるでしょう。

このことから、自身の生理周期をしっかりと把握しておき、上記でご紹介した7日間の間は元プロレスラーで現在はレスリング道場を経営し、指導者として活躍しているアニマル浜口さんのように「気合いだ~!」と頭の中で繰り返しながら取り組むようにして下さい。

タンパク質をしっかり摂取する

これは女性だけではなく男性にも当てはまりますが、筋トレで筋肉を増やすためにはタンパク質をしっかりと摂取することが大切です。

しかも、タンパク質は体内に保存しておくことができないという特性上、日常的に筋トレをしている人であれば3~4時間に1度は補給するのが望ましいとされています。

タンパク質を多く含む食材としてはお肉・魚・卵などがその代表格ですが、さすがに3~4時間に1回それらを補給するというのは、正直難しいですよね。
そういった時に強力なお助けマンになってくれるのが、プロテインです。

プロテインというと「筋肉ムキムキのボディビルダーが飲んでいるもの」というイメージが強いかもしれませんが、プロテインには筋肉を増やすのに効果がある「ホエイプロテイン」と身体を引き締めるために飲む「ソイプロテイン」があり、ソイプロテインは主に女性向けに作られています。

タンパク質含有量もホエイに負けていないのでバッチリ補給できますし、味もチョコレートやヨーグルトなどがあるので、きっと自身に合ったプロテインが見つかることでしょう。

ちなみに、タンパク質の重要性について少し解説すると、日本人は男女問わず全体的にタンパク質不足と言われており、一説によると何と戦後間もない1950年代と同等とも言われています。

言わずもがな、その当時とは比べ物にならないほど食べ物が充実している現代において、このように言われているというのは深刻な問題ですよね。

とは言っても、現代では男女共にスレンダーな体型が人気なことから「最近太ってきたからダイエットしなきゃ」と思い立つと、どうしても過度な食事制限を行ってしまうため、結果タンパク質不足(もちろん他の栄養素もですが・・・)になってしまっているんです。

特に朝食に関しては「忙しくて時間が無いから食べない」という人や「食べても軽く、パンとコーヒーだけ」という人も多いですが、筋トレをしているのであれば、こういった食事メニューは当然NGです。

筋肉を付ける・ダイエットなどその目的に関わらず、筋トレをしているのであれば(もちろんしていない人でも)タンパク質の補給は絶対に必要不可欠ですので、面倒臭がらずにプロテインなどで意識的かつ積極的に摂るようにして下さいね。

まとめ

太りにくくなるほか、肌の状態を改善してくれるなど、体型の変化だけではない筋トレのメリット。
やり過ぎに注意しながら、筋トレ女子を極めましょう!