リコの興味しんしん

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高知観光の魅力を解説!押さえるべきスポット&お土産も

江戸時代の武士・坂本龍馬の生誕地として知られ、NHK大河ドラマ龍馬伝」でその知名度をさらにUPさせた高知県ですが、高知観光の魅力とは何なのでしょうか。
また押さえるべきスポットや、人気のお土産も気になりますね。
そのため、今回は「高知観光の魅力を解説!押さえるべきスポット&お土産も」をご紹介します!

高知観光の魅力とは

冒頭でも書いたように、江戸時代の武士・藩士だった坂本龍馬の生誕地であり、カツオのたたきや土佐犬による闘犬など有名な高知県ですが、その魅力はというと・・・

  • 自然にあふれている
  • 食べ物の味が最高
  • 人々が豪快で優しく温かい

などが挙げられます。

それぞれ順に解説すると・・・

自然にあふれている

高知は四国4県の中で最も広い面積を誇っており、山と海に囲まれていることから、坂本龍馬像がそびえ立ち、高知を代表する場所として知られている海岸「桂浜」などの海や、日本三大清流のひとつに数えられる四万十川、そしてその源流点となる不入山(いらずやま)など、豊かな自然にあふれています。

まず、桂浜(遊泳禁止)に関して言えば、果てしなく広い海を見ながら「ああ、龍馬はこの海を見ながら脱藩という大きな決意をしたんだなあ」と思いつつ、そびえ立つ坂本龍馬像の前で写真を取ったりすることも可能ですので、たとえばの話「坂本龍馬像 インスタ映え」などのハッシュタグを付けて、インスタグラムにUPするのも良いですね。

また、すぐ近くにある桂浜水族館では、リクガメやペンギンと直に触れ合うことができるなど、都会では経験できないようなことを体験できるので、海や坂本龍馬が好きな人にはぜひオススメですよ。

そして、四万十川に関してはカヌーによる川下りや、四万十川の支流のひとつである北の川を、川足袋を履いて約2km、流れに逆らって歩く「北の川沢歩き」などの様々なアクティビティが楽しめるんです。

ちなみに、ある意味四万十川とは切っても切れない関係にあると言っても過言では無く、橋脚と橋桁のみで形成され、水面から3ⅿ前後の高さしか無い「沈下橋」からは、場所によるものの、飛び込みが可能(安全のためにライフジャケットは必須)ですし。

もちろんそういった遊びだけではなく、そこで獲れるアユやうなぎなどの天然物の魚の味も言わずもがな絶品ですので、1度食べれば忘れられない味になり、登山が好きな人であれば「こんなに美味しい魚が獲れる四万十川の源流が流れてる所に行ってみたいな」と思い、不入山(いらずやま)への登山にチャレンジすることでしょう。

なお、高知の特性として、年間を通して高温多湿の穏やかな気候・年間の日照時間も全国で上位に位置しているということが挙げられるんですが、こういったことからも高知がいかに自然にあふれ、それを十分に楽しむことが出来るかがお判りいただけるのではないでしょうか。

食べ物の味が最高

上記でご紹介したように、高知は山と海に囲まれているため、それぞれで獲れる食べ物の味も「他県では味わえないのでは?」と思ってしまうほど非常に美味なんです。

高知と言えば何と言ってもカツオのたたきが有名ですが、もちろんそれだけではなく、高知県東南部に位置し、室戸海洋深層水で有名な室戸市の名物料理と言われている「キンメ(金目)丼」や、県の中部に位置する須崎(すさき)市のご当地メニューである「鍋焼きラーメン」などなど、1度食べればロック歌手の矢沢永吉さんのように「最高よ、最高!」と言ってしまうものが目白押しなんですよ。

また、カツオのたたきに関して言えば、これは主に高知で宴会を指す「おきゃく」の際にふるまわれるケースが多いことから、必然的に大勢で食べることになるので、その美味しさも倍増するんです。

特に、日本酒との相性はバッチリですので、もしあなたが日本酒が好きなのであれば、ぜひぜひ試してみることをオススメしますよ。

ちなみに、高知観光の名所として知られている桂浜の近くにあるドライブインレストラン…その名も「カツオ船」の2Fには、藁焼きカツオ作りを体験できる「土佐タタキ道場」があり、その場で完成品を食べれるのはもちろん、お持ち帰りも可能ですので「自分でカツオを捌くところからやってみたい」という好奇心旺盛な方は、チャレンジ必須ですよ。

人々が豪快で優しく温かい

一般的に高知県民の多くは、男女問わず豪快(男性は特に)で優しく、温かい人が多いと言われています。

事実、筆者である僕が高知へ旅行に行った際、宿泊した旅館において階段がある所ではスタッフの皆さんが車イスを数人がかりで持ち上げて介助してくれ、「困ったことがあったらいつでも何でもおっしゃって下さいね」という温かい言葉をかけていただことがあります。

また、同旅館の仲居さんに家族がお酒を勧めた際には「よろしいんですか?では、いただきます!」の言葉と共に、瓶ビール(中瓶)1本をあっという間に完飲
仲居さんいわく「まるで樽から樽に移すみたいでしょう」と笑っていましたが、その飲みっぷりはまさに「豪快」でしたね。

これはあくまでも僕の考え方なんですが、こういった人が多い理由・背景としては、おそらく高知県民ならではのお酒文化にあるのではないかと思われます。

というのも、高知県民のほとんどは男女問わず無類のお酒好きで、既述した「おきゃく」と呼ばれる宴会を頻繁に開く文化があるんですが、これには「酒席を囲めば誰でも友達」という思いがあるからなんですよ。
特に男性の場合は、一度友達になれば「これでもか!」というほどの一本気な性格でとことん大切にしますから。

とことん大切だと思っている友達に対して、優しくない・温かくない接し方をする人はいませんよね。

そのうえ、男性の多くは負けず嫌いで頑固・1度決めたら決してブレずに貫き通す、土佐人男性の気質を表す「いごっそう」の持ち主ですので、そういった方と接すれば、あなたの性別に関係なく「この人カッコいいな」と思うでしょうし、女性であれば恋人関係に発展する可能性も決してゼロではないでしょう。

そして女性の場合も、男性と同じく優しいのはもちろん面倒見も良く、たとえケンカをしても後に引きずらないさっぱりとした性格の人が多いことが特徴です。

このことからもしもあなたが友達とケンカをし、翌日もその人に対してムスッとしていると、「まだ怒ってるの?もう終わったことなんだから、いつまでも根に持たないの!よし、今日は2人で飲みに行こう!」というように、あっけらかんとした態度をしていることでしょう。

さらに、優しさに関して言えば、何と高知にはかつて外国人観光客の方のための環境整備(観光案内や多言語でのパンフレット作成など)を行うことを活動の趣旨とした「高知おせっかい協会」なる団体(2020年12月3日に解散)があり、ちょっとした軽食を振るまうだけではなく、積極的にコミュニケーションを取ることで仲を深めようという取り組みを行っていたんです。

このように、日本人だけではなく観光客の方々に対してもその優しさを積極的に前に出す高知県民の気質に触れれば、きっとあなたも「高知ってこんなに優しい人が多いのか!」と驚き、お気に入りの街になることでしょう。

高知観光で押さえておくべきスポット

では続いて、そんな高知に来たなら必ず訪れておきたい、押さえるべきスポットを5つご紹介すると・・・

などが挙げられます。

それぞれ順に解説すると・・・

桂浜

この場所は、まさに「高知を象徴する場所」と言っても過言では無い定番中の定番スポットです。

既述したインスタ映え間違い無し(?)の坂本龍馬像をはじめ、近郊にはリクガメやペンギンと触れ合うことが出来る桂浜水族館もありますので、大人だけではなく小さなお子さんでも時間を忘れて楽しむことが出来るスポットなんですよ。

特に龍馬像に関して言えば、高知県内だけではなく日本全国・時には海外からも彼のファンがその雄姿を一目見ようと訪れることで知られていますので、もしあなたが坂本龍馬のファンなのであれば、その像を目の当たりにした際に「ここから坂本龍馬という偉人のサクセスストーリーが幕を開けたんだなあ」というように、とても感慨深い気持ちになることでしょう。

またそれだけではなく、月の名所としてもその名を知られ「日本の渚100選」や「日本の朝日百選」にも選ばれているほか、かの有名な「よさこい節」の中でも「月の名所は桂浜」と歌われているほどですので、もしスケジュールと時間に余裕があるのであれば、ぜひその絶景を堪能して下さい。

はりまや橋

こちらも先ほどご紹介したよさこい節」にその名前が登場するほど有名な橋であり、「高知に来たなら必ず訪れるべき場所」と言える名所です。

その起源をたどると、江戸時代初期の豪商(財力のある大商人の意)だった播磨屋宗徳(そうとく)と櫃屋(ひつや)道清(読み不明)が、お互いの店を行き来するため(堀で隔てられていたため)に掛けたと言われています。

なお、「よさこい節」の歌に関して言えば、高知出身の僧侶と鋳掛屋(いかけや)の女性との悲恋が元になっていると言われているんですが、実際にはりまや橋でかんざしを買ったのはこの僧侶ではなく、鋳掛屋の女性に片思いをしていた別の僧侶だったんです。
とはいっても、女性からは見向きもされなかったそうですが・・・。

高知の女性は一般的に、自身が好きだと思えば一途に突っ走る傾向があるので、おそらくこの女性もそのような性格だったんでしょうね。

話を橋そのものに戻すと、現在は御影石の橋に架け替えられているんですが、近くに朱塗りの太鼓橋が再現されており、こちらが我々が思い浮かべるはりまや橋(正式には「はりまや橋公園」)になります

記念写真を撮ったりインスタ映えを狙うには絶対に外せない場所ですが、その長さは20mほどと比較的短いので「これだけ有名な橋なんだから、長さもかなりあるんだろうな」と思いながら足を運ぶと、思わず「えっ!?こんなに短いの?嘘だろ?/でしょ?」と拍子抜けしてしまうことでしょう。

ですが、実ははりまや橋はこの朱塗りのものを含めて計4つあり、まずは最初の橋の場所から国道を挟んだ向かい側に架けられています。

またそこには上でご紹介した「よさこい節」から引用した歌詞が印象的な女性歌手・ペギー葉山さんのヒット曲「南国土佐を後にして」の歌碑があり、1時間ごとに歌が流れるほか、その上にある親子クジラのモニュメントが潮を吹くという仕掛けもあります。

次は、朱塗りのものから少し離れたところにあるコンクリート製(正確には御影石)のもので、実はこれこそが正真正銘のはりまや橋なんです。

長さは朱色のものと同じく約20mで、コンクリート製にリニューアルされた際にはりまや橋公園を整備。
そしてその際に歴代のはりまや橋も復元され、人工水路が設置されたんですよ。

朱色のもののイメージが強い僕達・私達にとってはひょっとすると違和感が強いかもしれませんが、きっと次第に「そうか。本来はこっちが本物なんだな」と実感し、どことなく感慨深い気持ちになることでしょう。

ちなみに朱色のものの横には、高知出身の漫画家、横山隆一氏がデザインを手掛けた2人の像が建てられていますので、2人の悲恋に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

そして最後のものは、最初にご紹介した朱色の物がある「はりまや橋公園」の地下広場に設置されています。
橋自体の歴史も紹介されており、はりまや橋について深く知りたい方にとってはある意味願ったり叶ったりの場所なんですが、地下だけに暗いので、訪れるなら昼間にすることをオススメしますよ。

高知城

高知市のシンボル」とも言える高知城は、初代土佐藩主である山内一豊とその妻・千代が建立したとされており、三層構造6階建ての天守閣や追手門などの建物は、国の重要文化財に指定されている歴史ある建物です。

また、日本国内に現存している木造の12古天守のひとつでもあり、火事や地震などの天災、明治維新による全国的な廃城(城が壊され、使えなくなること)や太平洋戦争など、度重なる危機を乗り越え、現在でもその姿を残しているんですよ。

これだけの災難に遭いながらも、高知市のシンボルとしてそびえ立っているその姿は、まさに上でご紹介した通り、負けず嫌いで頑固という土佐人男性の気質を言い表した「いごっそう」そのものですよね。

ひょっとするとこれらのことがあった際「こればあ(これぐらい)のことでワシが倒れると思っちゅうがか!」という気持ちから来る気合いと根性で懸命に耐えていたのかも・・・。

なお、高知城がある公園内には一豊の妻・千代や、高知出身の政治家・板垣退助の像もそびえ立っているほか、国内に数あるお城の中でも天守閣と追手門が1枚の写真に無理なく収まるという数少ないそれであり、特に追手門前は絶好の撮影スポットと言われていますので、あなたもぜひ高知の歴史を感じながらとびきりの1枚を撮ってみてはいかがでしょうか。

ひろめ市場

このひろめ市場は、「高知1の繁華街」と言われる帯屋町アーケードの西端にあり、正式名称を「平成浪漫(ろまん)商店街」と言う、いわゆる「巨大フードコート」です。

その中には、郷土料理などの和洋中様々な飲食店約40店舗、そのほかお土産屋や洋服店などの物販店約20店舗が入っているなど、言うなれば「屋台村風の商店街」という呼び名がピッタリの場所なんですよ。

飲食店で言えば、名産品であるカツオのたたきはもちろんのこと、握り寿司や軍鶏(しゃも)料理店、さらにはインドカレー店など、ランチとしてもしっかりと利用できるのも嬉しいですね。

また、店内には段差が一切ありませんので、手動・電動に関わらず車イスユーザーの方でも自由に行き来できますし、飲食スペースにおいても安心して楽しむことが可能です。

さらに、エレベーターや車イス用のお手洗いも設置されていることから「ひろめ市場でいろいろと飲食を楽しみたいんだけど、自分は車イスだからなあ・・・」と不安に思っているのであれば、そこは一切心配無用。

もし困ったことが起きても、「すいません、お手伝いしていただけますか?」と声を掛ければ、「もちろんです。どうすれば良いですか?」というような感じで手を差し伸べてくれますし、ひょっとするとあなたが言葉を発する前に親しい口調で「どうしたが?困っちゅうがか?」という優しい言葉をかけ、手助けをしてくれることでしょう。

ちなみに、「ひろめ市場」の由来は、江戸時代の幕末期に土佐藩主の山内家に仕えていた「深尾弘人(ふかおひろめ)」というご家老の人名で、彼が当時住んでいた屋敷跡があるのが、現在ひろめ市場がある場所だからなんだとか。
中の広さや、その知名度を上げて名前を広めていくということではなく、人名から取られているというのは驚きですよね。

ここは、巨大フードコートというだけあって美味しい食事が豊富ですので、既述したようにもちろんランチにも利用できるんですが、実のところは居酒屋のような感じで利用されることの方が多いんです。
事実、このひろめ市場は「酒呑み達のパラダイス」と言い表されますし。

というのも、上でも少し触れましたが、高知県民の多くは男女問わず無類の酒好きですので、週末はもちろんのこと、人によっては平日の昼間からでも「ちょっと一杯」という感じで飲んでいる方もいらっしゃる(良いのかな・・・?)んです。

だからなのか、座席はほぼ相席になりますし、その際に全く知らない人から「どこから来たが?」や「高知はええじゃろう」など、話しかけられることも珍しくないんですよ。

人見知りな性格の人からすれば、「いきなり何なんだ?」と思ってしまうかもしれませんが、既述したように多くの高知県民の中には「酒席を囲めば誰でも友達」という気持ちがあることから、こういった状況になるのはごくごく当たり前のことなんです。
もちろんそれが同性ではなく異性であれば、意気投合した勢いで連絡先を交換し、交際を始める場合もありますし。

そういう意味では、本当の意味での社交場という訳ですね。

1998年のオープン以来一切客足が遠のくことなく、呑兵衛たちの社交場として賑わっているこの場所で、あなたもたらふくお酒を飲んで様々な人と語り合い、いろんな意味で気分の良い1日を過ごして下さい。

足摺(あしずり)岬

四国最南端に位置する足摺岬は、まさに「琥珀色」という表現がピッタリと言える太平洋の海から突き出ている足摺半島(土佐清水市)の先端にある岬です。

そこに位置している展望台からは、270度以上と言われるほどの視界が広がっており、その景色…つまり一直線に続く地平線がとにかく壮大であることから、「地球が丸いことを実感できる」・「四国一の絶景スポット」と言われているんですよ。

なお、近年ではフランスで発刊・発売されている旅行ガイドブックミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」において2つ星を獲得したことから、海外でも確かな知名度を持つ観光スポットなんです。

そして、その先端にある足摺岬灯台は「日本の灯台50選」に数えられているほか、「建てられてから100年以上」もの間、現在でも現役で夜の海を照らし続けているんです。

ちなみに、灯台の中に入ることはできませんが、外観を見ただけでもその壮大さを感じることが可能ですので、興味があればぜひ灯台の前まで行き、100年の長きにわたって足摺半島の海を照らし続けている「主」の存在を堪能して下さいね。

また、この灯台の近くにあるのが「天狗の鼻」と呼ばれる場所であり、灯台を美しく眺めるためのスポットとして人気なほか、その道中には長さ2000メートルほどで椿が生い茂る「椿のトンネル」という自然遊歩道があり、まるでその名の通り椿のトンネルをくぐっているかのような気分が味わえると言われています。

そのほか、波による浸食で作られたと言われ、その形がハート型に見えることから、ロマンチックスポットとしても知られている「白山洞門」それを眺めながらゆったりと足湯を満喫できる「万次郎足湯」(幕末の人物であるジョン万次郎の地元であることから)など、隅々まで見どころ満載です。

このことから「高知市内はもうほとんど行き尽くしたし、どこか穴場スポットみたいなところは無いかな?」と思っている人にはうってつけの場所と言えるでしょう。

高知で買うべきお土産は

では次に、高知に行ったら必ず買うべきお土産を、名産品として知られているカツオ以外でご紹介していきます。

塩けんぴ

この「塩けんぴ」は、高知では定番のお菓子(駄菓子)である「芋けんぴ」の表面に、室戸海洋深層水の入った塩がかかったニューバージョンです。

さつまいもを植物油で揚げ、砂糖衣をまぶしているシンプルなものなんですが、甘さ控えめであることからとても食べやすく、程良いしょっぱさと甘さのバランスがとてもGOODなんですよ。

このことから、おやつとしてはもちろんのこと、お酒のおつまみとしても最適ですので、小さいお子さん、もしくは呑兵衛のいるご家庭にプレゼントすると、とても喜ばれることでしょう。

しかも、ここでご紹介している商品は、計20袋入りと容量たっぷりですので、もしもお相手の方が高知出身の人であれば、「こじゃんとあるき(いっぱいあるから)助かるわ。ありがとう!」と感謝されること間違いなしですよ。

かんざし

このかんざしは、よさこい節にちなんだお菓子であり、甘酸っぱい柚子の香りが漂う白餡(あん)をマドレーヌ生地で包み、ホイル焼きに仕上げた銘菓です。

1962年(昭和37年)に、はりまや橋のたもとに店を構える菓子屋「浜幸 はりまや橋本店」が販売を開始。
来年で創業60年を迎える現在でも、創業当時と何も変わらない味と形で年間350万個を売り上げているなど、高知県民の方々に愛され親しまれている一品なんですよ。

ちなみに、通常の焼き方ではなく、ホイル焼きにした理由としては、焼く前のかんざしの状態にあります。

というのも、焼く前のかんざしはマドレーヌ生地そのものであり、旨味がたっぷりと詰まっている卵やマーガリンがたっぷりなんですよ。
つまり、このままだと旨味が流れ出してしまうことから「旨味を閉じ込めた状態で焼き上げ、お菓子にするには」と試行錯誤した結果、このホイル焼きにたどり着いたという訳です。

また、生地の表面に入っているかんざし模様については、開発に約10年を要したと言われているんですが、この模様には「高知ならではのお菓子になるように・高知県だけではなく、県外の方にも好きになってもらえるように」との「浜幸 はりまや橋本店」さんの想いが込められているんですよ。

そういったことを考えながら食べれば、より一層美味しく感じられるはずですので、食べる際はぜひ思いをはせて下さい。

なお、もちろん常温のままでも十分に美味しいことは確かですが、夏であれば冷蔵庫で冷やす・冬であれば紙袋から出してアルミホイルに包み、オーブントースターで5~6分焼けばさらに美味しく食べることが出来ますので、オススメです。

龍馬のブーツ

一見とてもユニークな名前のこの商品は、何と「日本で初めてブーツを履いた」と言われている坂本龍馬にちなんだ、ブーツ型のサブレです。

また、高知において「幻の地鶏」と言われている「土佐ジロー」の卵をたっぷりと使い、こんがりと焼きあげていますので、サクサクッとした食感が楽しめる、ある意味とても上品さがあるお菓子なんですよ。
もちろん、そういった食感と共に、口全体にはまろやかな味と風味が広がりますし。

ちなみに、土佐ジローの卵について少し解説すると、上でも書いた通り、高知では「幻の地鶏」と言われているだけに、小さいながらも黄身はしっかりと盛り上がっており、コクが深いという特徴があります。
そういった卵をふんだんに使って焼き上げているんですから、美味しいのは当たり前ですよね。

ブーツという珍しい履き物の形をしていることから、子供や女性方からも人気があるほか、外箱に描かれている坂本龍馬のコミカルなイラストも可愛いと評判なんですよ。

また、価格の方も、5個入りで378円と比較的安価なうえに個包装ですので、ばらまき土産にもピッタリ。

ある意味最高級とも言える卵を使ってふんわりと焼き上げた抜群のサクサク感を、心ゆくまで堪能して下さい。

アイスクリン

このアイスクリンは、現在、高知県内では至る所で購入できるのですが高知県以外の場所では、観光地など限られた場所でしか手に入らないことから、高知県名物として知られています

ご紹介している物は、実に60年以上もの間アイスクリンを作り続けてきた工場製のものなんですが、使用している卵はサルモネラ菌対策済の「PHF卵」、その他の材料もほとんどが地元(天空の郷とも呼ばれている長岡郡本山町)であることから、とても希少価値が高いものなんですよ。

そしてその味は、まるで昭和の古き良き時代を思い起こさせる懐かしいものであり、シャリシャリとした食感とまるでミルクセーキを思わせる香りも特徴のひとつです。

ミルクセーキと聞くと「ということは、味もかなり甘いんじゃないの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、乳固成分と乳脂肪分の割合が少ないことから、実は非常にしっとりさっぱりした味わいなんですよ。

既述したように、高知県外では限られた場所でしか手に入らない「レア物」ですので、「アイスクリンのことは全然知らない」という人がいれば、ぜひ購入してプレゼントしてあげて下さい。

きっとすぐにお気に入りになり、「機会があったらまた頼んでも良いかな?」とリクエストされること必至ですよ。

まとめ

桂浜・四万十川などの自然あふれる名所に囲まれ、食べ物の味も文句無しの高知県

ご紹介したスポットに足を運べば、お気に入りになること間違い無し!