リコの興味しんしん

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九州男児ってどんな人のこと?性格や特徴・恋愛傾向も

昔から使われている言葉に「九州男児」というものがありますが、九州男児とはどんな人のことを言うんでしょうか。
またその性格や特徴・恋愛傾向も気になりますよね。
そのため今回は「九州男児ってどんな人のこと?性格や特徴・恋愛傾向も」をご紹介します!

九州男児とはどんな人を指す?

九州男児とは、その言葉通り福岡県・長崎県・宮崎県・大分県佐賀県熊本県・鹿児島県の7県で構成されている「九州地方」出身の男性を指す言葉です。

その呼称に関しての詳細は不明ですが、何と1901年(明治34年)に刊行された書籍の中に九州男児という言葉が掲載されていることが判っているので、言わば100年以上前から使われている言葉なんですよ。

またそれらは福岡県であれば「博多っ子」・熊本なら「肥後(ひご)もっこす」・鹿児島なら「薩摩隼人(さつまはやと)」というように県ごとに呼び名が異なっていることから、細かく分類することができるんですが、その全てに共通しているのは様々な広い意味で「男らしさ」にこだわっているという点です。

近年は、恋愛に興味が無かったり、好きな異性がいるにも関わらず声をかけられないという男性、つまり俗に言う「草食系男子」が増えていると言われていますが、そういう意味では九州男児と言われる多くの方は、これには該当しないと言えるでしょう。

このことから、もしも今これを読んでいるあなたが女性で「今気になっている男性が九州の人だから、九州男児の性格や特徴を知りたい」と思っているのであれば、この記事は言わずもがな必読ですよ。

では早速(?)九州男児の性格や特徴を解説していきます。

九州男児の性格および特徴

九州男児の性格および特徴は、どういうものがあるのかというと・・・

  • 亭主関白な人が多い
  • 人情味がある
  • 一本気である
  • 思ったことは口に出す
  • 度胸や根性がある

などが挙げられます。

それぞれ順に解説すると・・・

亭主関白な人が多い

これはある意味、九州男児の代名詞とも言えるものですが、彼らの中には「女(あえてこういう書き方をします)よりも男の方が立場が上だ」という考えがあるので、亭主関白な人が多いです。

ちなみに、亭主関白とは「女は家の主である男に黙って従うもの」または「家事は女の役目」という考え方のことなんですが、こういった考えから家事には一切手を貸さず、下手をすればお茶やコーヒーも自分では淹れないというような男性も現実にいるんですよ。

そもそも九州地方には、昔から「男が台所に入るもんじゃない」という風習がありますからね。

だからなのか、女性に対してまるで機嫌をうかがうように媚びへつらったり、言いなりになったりしている男性を見ると「何なんだこいつは!それでも男かっ!」と思ってしまうんですよ。
もちろん、自身が女性に対してそういった態度を取ることもありませんし。

ですから、交際中・結婚後に関わらず、とにかく自身が主導権を握りたいと考えている女性には、九州男児は合わないと言えるでしょう。
言わずもがな、衝突することは目に見えていますからね。

ですが、九州男児には亭主関白でありながらも、自身が好きになった女性に対しては不器用ながら、精一杯大切にするところがあるので、最初は俺様あるいは亭主関白な面に腹を立てることもあるかもしれませんが、次第に「この人は何だかんだ言っても、私を大切にしてくれる」という気持ちの方が上回ってくることでしょう。

人情味がある

九州男児の多くは、友達や恋人に対して思いやりがあり、困っていると判るや「どうした、何があった?大丈夫か?」と声をかけて助けようとするなど、人情味があると言われています。

また、この優しさは他人にも向けられることが多く、たとえば身体に何かしらのハンディキャップを持っている人が困っていたりすると「大丈夫ですか?何かお手伝いしましょうか?」というように、すぐに救いの手を差し伸べるんですよ。

他人への関心ひいては人間関係が軽薄になっていると言われている現代において、どこかとても温かみを感じますよね。

またこういった性格から、感情が豊かで涙もろいという一面もあるので、たとえば何かしらの感動的なドラマや映画を見て目を潤ませていたりすることもあるんですよ。

もちろんそれを人に指摘されると、たとえば博多弁であれば「は?何ば言うとっとか!せからしか!(何言ってるんだ!うるさいんだよ!)」と否定することは明白ですので、その場合は「ああそう」という感じで聞き流してあげて下さいね。

このように優しくて人情味があるのが九州男児の特徴のひとつですので、男友達も多い上に女性にもモテるという、ある意味男性としての条件を満たしていると言えるでしょう。

一本気である

そもそも一本気とは「物事を一途に思い込む気質」という意味の言葉なんですが、九州男児の多くはこの気質を持っていると言えます。

つまり、自身が信じた人や物に対して決して疑うこと無く信じ抜いたり、やると決めたことは決して妥協したり諦めたりせず、最後までやり抜くということを体現するという訳です。
だからこそ、「九州男児には男らしい人が多い」というイメージがあるんでしょうね。

こういった気性から、たとえばどこかで友達や恋人・配偶者などの悪い噂などを聞いたとしても「〇〇(友達の名前)/俺の〇〇(恋人や配偶者の名前)はそげんことはなか!(そんなことは無い)」とはっきり否定し、大切な相手をとことん信じ抜くんです。
男友達あるいは恋人や配偶者からすれば、こんなに嬉しいことは無いですよね。

だからこそ、恋愛においても浮気をする確率は極めて少ないと言えますし、もし相手が浮気をしたとなれば、まるで掴みかからんばかりの勢いで怒りを爆発させること間違い無しです。

このように、良い意味でも悪い意味でもまっすぐなのが九州男児の持ち味のひとつですので、男女問わず「1人の人ととことん仲を深めたい」という性格の方には、友達としても恋人としても最適と言えるでしょう。

思ったことは口に出す

これは時と場合によってはプラスにもマイナスにもなることなんですが、九州男児の中には思ったことをすぐに口に出す人が多いです。

また、良いことだけではなく悪いことも言ってしまうので、それを聞いた人あるいは言われた側の人によっては「えっ、そんな言い方するの?/そこまで言わなくても良いじゃないか!」と思ってしまうこともあるでしょうが、当の本人からしてみればそれが当たり前ですし、何とも思っていないんですよ。

それにこれは裏を返せば、すぐに何を考えているか、どう思っているのかがすぐに判るということですので、ある意味とても判りやすい性格と言えるでしょう。

なお、恋愛に置き換えてもこの姿勢は変わらないので、たとえば告白をする際も遠回しな言葉は使わず「お前のことが好きだ!」とはっきり言いますし、交際するようになってからも人によっては「お前は俺の女なんだから、俺が守ってやる!」という男らしいセリフもサラッと言ってくれます。

ストレートに思いを口にするというのは確かに一長一短ではありますが、良くも悪くも自分の思いを隠さずに吐露してくれるその正直な人間性に、男女問わず魅力を感じる人は多いはずです。

度胸や根性がある

既述したように、九州男児やると決めたことは最後までやり抜く・やり通す強い精神力を持っているので、とても度胸や根性がある人が多いです。

これはおそらく、幼少期から両親が「男だったら怖がるな!」また「男だったら根性を出して最後までやり通せ!」など、事あるごとに「男だったら」という言葉を言い聞かせてきたことが大きく影響していると思いますが、そのこともあって何らかのトラブルが起こっても変にあたふたすることなく、冷静な判断のもと行動するんですよ。

また根性の面に関しても、周りから見るとまるでIKKOさんのように「どんだけ~!」と言いそうになるほどずば抜けていることが多いので、自身が「これをやる」と決めた以上は、たとえどんなに辛く苦しくても決して弱音を吐かず、最後まで諦めずにきっちりとやり遂げるんです。

当然ながら、そこには「男だったら・・・」という気持ちがあることは言わずもがなですが。

このことから、普段は亭主関白でリビングのイスやソファーにデーンと座ってふんぞり返っていたとしても、いざとなった時には自身の大切な存在を守るために率先して動いてくれるので、女性からすれば「普段はともかく、いざとなった時にこんなに頼りになる人はいないな」と頼もしく感じることでしょう。

では次に、そんな九州男児の恋愛傾向について見ていきましょう。

九州男児の恋愛傾向って?

九州男児の恋愛傾向は、どういったものなのかというと・・・

  • 好きになったら一途
  • 粘り強さがある
  • 駆け引きはしない
  • 結婚を急ぐ
  • 男らしくリードする

などが挙げられます。

順に解説すると・・・

好きになったら一途

多くの九州男児良くも悪くもまっすぐな性格の人が多いので、好きになった女性には一途に尽くすという傾向があります。

また、その性格ゆえに告白する際も遠回しではなく「お前のことが好きだ。俺と付き合ってくれ!」という感じで「ど」が付くほどストレートに、その思いを伝えるんですよ。
近年インターネットやTV等で盛んに見られる・聞かれるようになった「草食系男子」とは、まさに真逆ですよね。

そして、そうやって付き合い始めたからには「お前は俺が守る」ということを言葉ではなく態度で示し(もちろん中には言葉にする人もいますが)一途に愛して尽くすので、恋人ができたら浮気はまずしませんし、相手にも絶対にさせないようにするでしょう。

このことから、もしもあなたが男性に対して「男らしくて優しくて、いざという時に守ってくれるような人が良い」という理想を持っているのであれば、九州男児はまさにピッタリと言えます。

ただし、あまりにもそういった彼の良心に甘えてばかりいると、既述した通り思ったことをすぐに口にしてしまう性格から「おいお前、いい加減にしろよ。いつもいつも俺に頼りやがって。人のことを何だと思ってるんだ!」と怒りを買う可能性も大いにありますので、あまり頼り過ぎないように気を付けて下さいね。

粘り強さがある

九州男児の多くは、既述したように幼少期から両親や周りに「男らしさ」について叩き込まれるため、何かをしようとする時・またはその最中に何らかのトラブルやアクシデントが起こっても、決して途中で諦めない粘り強さを持っています。

もちろんこの姿勢は恋愛においても遺憾なく発揮され、たとえ自身が想いを寄せている女性に告白を断られたとしても簡単に諦めることは無く「これでもか!」という気持ちで何度も気持ちを伝えようとするんですよ。
つまり、「ちょっと思い通りにいかないからって、すぐに諦めるのは男らしくない」という訳ですね。

事実、中には女性が押しに負ける形で交際を始めるカップルも多いんだとか。

なお、これはお隣の国・韓国の男性にも見られる傾向であり、彼らもまた意中の女性に関しては相手からOKをもらえるまで、粘り強くアタックし続けるんです。

というのも、韓国人男性の中には「本当に相手のことが好きなんだったら、1度断られたぐらいで諦める訳が無い。それぐらいで諦めるっていうことは、そんなに好きじゃなかったっていうことだ」という思いがあるんですよ。
つまり、「自分の気持ちがいかに真剣なのかを相手に知って/判ってもらうために、そういった行動をとるという訳ですね。

あくまでも僕の憶測ですが、福岡県から韓国の釜山までは飛行機で約1時間、船なら約3時間と距離がかなり近いので、ひょっとすると影響を受けている可能性もあると考えられます。

この場合の粘り強さは、女性の性格や考え方によって「なかなかガッツがあるな」と思う人もいれば、「こんなに断ってるのに何なの?」と不快に感じる人もいらっしゃることでしょう。

ですが、良くも悪くも九州男児の多くはこういった傾向を持っているので、もし九州男児がこういった感じであなたに迫ってきた場合、あいまいな態度や言動は避け、YES・NOをはっきりと言うようにして下さいね。
もちろん、NOの場合はその理由を説明することを忘れずに。

駆け引きはしない

九州男児は恋愛において白黒をはっきりさせ、やはり自身の気持ちをストレートに伝えることを信条としている人が多いので、相手が自分のことを好きなのかどうかを試す駆け引きというようなものは、全くと言って良いほどしません。

また、相手の女性に対してもそれを求めるので、女性が自身の気持ちを試すようなことを言ったりそういった態度をとったりすると「なぜそんなことを言う/態度を取るんだ?俺のことが信じられないのか!」と感情的にまくしたてたり、あからさまに不機嫌になることもあるんですよ。

やはり口で言うよりも態度で示すことを美徳としている男性が多いため、「そんなこと、いちいち言わなくても判るだろう」という気持ちが強いんでしょうね。

ですから、もしも今あなたが九州男児と交際していて、特にまだ付き合いだしてから日が浅い場合、「この人私に対しての気持ちとか普段ほとんど言ってくれないけど、本当に好きなのかな?」と不安な気持ちになるのは判りますが、くれぐれも「ねえ、私のこと好き?」と頻繁に聞いたり、あえて電話やLINEに応じないなどの駆け引きをするのは絶対にNGです。

何と言っても、好きだからこそ付き合っているんですから、あなたがもっと心に余裕を持ち、「○○君は九州男児だからたぶん何も言わないんだろうけど、私はもちろん〇〇君のことが好きだからね」と言ってあげると、彼もとても喜ぶことでしょう。

九州男児と恋愛するなら、どんなことにおいてもとにかく彼を信じる気持ちを崩さず、ゆっくりと見守る姿勢が大切です。

結婚を急ぐ

これは女性からすると、人によって「嬉しい!」あるいは「えっ、ちょっと待って!まだ早くない?」というように感じ方が分かれると思いますが、多くの九州男児は付き合っている女性に対して、比較的早い段階で結婚を考えることが多いと言われています。

これは中途半端な付き合いを嫌うためであり、「好きで付き合ってるんだから、少しでも長く一緒にいるために」との気持ちから、付き合いだしてからしばらくすると、すぐに結婚を意識しだすんですよ。

それを実証するかのように、九州地方は全国規模で見ても男女が結婚する年齢がかなり若いと言われており、下手をすれば男女共に10代で結婚したという夫婦も珍しくないんです。
つまり、「行動派」なんですね。

このことから、もしもあなたが「徐々に相手のことを知りながら、じっくり距離を縮めていきたい」といった考えを持っているのであれば、彼から結婚の話が出た際には「〇〇君の気持ちは嬉しいけど、でも私達はまだ付き合いだして日が浅いんだし、もっとお互いのことをちゃんと知ってからでも遅くないんじゃないかな?私はそう思ってるよ」としっかり伝えるようにして下さい。

そうすれば、きっと彼も「そうか、解った。確かにそうだな、俺が急ぎ過ぎてたよ」とあなたの意見を尊重し、考え直してくれることでしょう。

男らしくリードする

ここまで繰り返し書いているように、九州男児は様々なことについて「男らしさ」を意識しているので、恋愛においても女性に対して「俺に付いて来い!」と言わんばかりに、男らしく女性をリードする傾向があります。

たとえば気遣いがある男性であれば、デート中に「俺が車道側を歩くから、お前/〇〇は歩道側を歩けよ」と言って、さりげなく歩道側へ誘(いざな)ってくれますし「〇〇(地名)に○○(品名)が凄く美味しいお店があるんだ。行ってみない?」というように、しっかりとリードしてくれるんですよ。

ちなみに、このリードというのはもちろん「女性の気持ちや意見を全て無視して、自分勝手に振り回す」というものでは決してなく、しっかりと女性の意見を聞きながらのことですので、女性側がストレスを感じることはないと言えるでしょう。

実際、彼の意見に対して「え~、私はそこより〇〇の方が良いな」と言ったとしても、「そうか、判った。じゃあ今回はそこにしよう」と、あなたの意見をしっかりと尊重してくれますしね。

また、たとえばあなたがお化け屋敷が苦手にもかかわらず、2人で入ることになった場合でも「俺が前を歩くから大丈夫だ。しっかり付いて来い!」という感じで、やはり男らしくリードしますから。

つまり、リーダーシップを持ちながらも女性の意見をしっかりと聞き、尊重してくれるのが九州男児という訳です。

ですから、多少俗に言う「上から目線」で言葉を投げかけられたとしても、「何よ偉そうに!何様のつもりなの?」と腹を立てるのではなく「言い方は上から目線なことが多いけど、それはちゃんと私のことを考えてくれてるからなんだ」ということを忘れないようにして下さいね。

まとめ

九州7県いずれかの出身で、亭主関白ながら人情味があり、女性には一途に尽くす九州男児
その男らしさは、男女問わず魅力的に映ること間違い無し!