言葉の響きから、どことなく神秘的や霊的というイメージが強いスピリチュアルですが、本来はどういったものなのでしょうか。
また、好む人の特徴も気になりますね。
そのため、今回は「スピリチュアルって一体何なの？好きな人の特徴も解説！」をご紹介します！
スピリチュアルとは何なのか
スピリチュアルの本来の意味は、「精神的・霊的」という意味で、魂や精神を意味する「スピリット」に、性質を表すと言われる「al」が付くことで、そういった様子や状態を表す言葉となっています。
また、スピリチュアルの捉え方も日本と海外では異なっています。
まず、日本では「面白い」と思っている人も少なからずいるようですが、大抵は「怪しい・怖い」などマイナスな捉え方をしている人が多いんです。
これに対し、海外では「既に存在している当たり前のもの・ポジティブで身近なもの」という、プラスな捉え方をされているんです。
こう聞いて、「なぜ正反対と言っても良いぐらいに違うの？」と思う人もいらっしゃるかもしれません。
これには、日本と海外の宗教観の違いが関係していると言われています。
というのも、スピリチュアルには、キリスト教のことを指す「教会の」という意味もあり、キリスト教を信仰している人が多い海外（特にアメリカやヨーロッパ）では、ごくごく当たり前の…生まれた時からすでに存在しているものという認識があります。
これに対し、日本はというと、キリスト教信者が少ないうえ、信仰している宗教もそれぞれで異なるため、そもそもスピリチュアルというものに対して馴染みが無いという人が多いんです。
ですので、身近に存在するモノと馴染みのないモノという認識にズレから、正反対ともいえる捉え方になったのです。
では、スピリチュアルの正しい捉え方はどういうものなのかと言うと、決して霊的あるいは宗教的なものではなく（そういった意味合いもあります）、本来のスピリチュアルは、「自分自身が今現在、どう感じているのか」という心の声にしっかりと耳を傾け、自身の内に秘めている感情に気付くことなんです。
つまりは、「人からどう思われるか・批判を受けるんじゃないか」などのマイナスなことは一切考えず、やりたいこと、もしくは、前からやってみたかったことをやれば良いということなんですよ。
一般的にスピリチュアルと言えば、数珠や水晶玉など日常生活から少しかけ離れているものをコレクションして身に付けたり、持ち歩いたりしているような人をイメージすることが多いですが、そういった人はそうすることによって自身の心の声を聞き、精神を落ち着かせていると言えるでしょう。
そして、こういったことを考えつつ実行していると、次第に気持ちがポジティブになり、日常が楽しくなっていくことは紛れもない事実であり、これこそがいわゆる「スピリチュアル的生き方」なんですよ。
とは言っても、中には「なかなかそんなすぐにはできそうにないな」という人もいらっしゃると思います。
そこで、次はスピリチュアル的生き方でポジティブになるための方法を3ステップでご紹介していきます。
スピリチュアルでポジティブになる方法って？
そのスピリチュアルでポジティブになる方法とは・・・
- リラックスして心身を休める
- 自身が思っている願望について書き出す
- 関心のあることをやってみる
順に解説すると・・・
1.リラックスして心身を休める
ポジティブな感情というのは、本来忙しく動き回っている時ではなく、心身共にリラックスしている時に湧きあがりやすいと言われています。
このことから、しっかりと睡眠を摂ったり、ゆっくりと湯船に浸かったり、何もせずぼんやりする時間を作ったりすることにより、疲れや緊張・ストレスなどから自身を開放し、心身共にリラックスできる環境を作るのがベターなんですよ。
もちろん、これらはあくまで一例ですので、「自分だけのリラックス法がある！」という人は、その方法に割く時間をこれまで以上に多くし、積極的に心身を休ませるようにして下さいね。
2. 自身が思っている願望について書き出す
この作業をすることによって、自分がやりたいことや、欲しいと思っていることが、より明確になります。
もしも、そんな急に言われても思い浮かばないという人は、逆の発想で嫌だと思っていることや、ストレスに感じていることに変えて考えてみることをオススメします。
次に、思い浮かべたそれらが「どうなったら嬉しいのか」を考え、そこから「本当にやりたいこと」を見つけるようにしましょう。
スピリチュアルが好きな人の特徴とは？
では次に、そんなスピリチュアルが好きだったり、興味・関心があったりする人の特徴には、どういったものがあるのかというと・・・
- ピュアな心を持っている
- 勘が鋭い
- 心霊やUFOなど、オカルトを好む
などがあります。
順に解説すると・・・
ピュアな心を持っている
やはりと言うべきか、スピリチュアルを好む人は、自身の心の声にしっかりと耳を傾けているため、目の前で起こった物事を純粋に信じてしまうピュアな心を持っていることが特徴です。
全体的な傾向として、こういった人は興味を持ったことに関してとことん突き詰め夢中になるので、スピリチュアルにのめり込むとやはりとことん追求してしまうという訳ですね。
また、本来の意味ではなく一般的には、スピリチュアルなものは、目に見えずいわば「心で感じる」ものですので、それを信じるにはピュアな心が必要であることを考えれば、やはりスピリチュアルが好きな人は非常に純粋な心を持っていると言えるでしょう。
ある程度世相に影響されている部分もあるかもしれませんが、大抵どんなことに対してもまずは「本当なのか？どうも疑わしいな」と疑うことから始めてしまう私達も、スピリチュアルが好きな人を見習ってピュアな心を手に入れられるように努力したいものですね。
勘が鋭い
これも上でご紹介したピュアな心に若干関係していると思われることなんですが、スピリチュアルが好きな人は勘（直感）が鋭いという特徴を持っています。
また、直感が鋭い人には、察する力が強かったり、直感自体を大事にしていたり、見えない力を信じていたりするという特徴があり、こういった心構え（？）で日々を過ごしているからこそ、実際に何かしらのスピリチュアルな現象が起きた時に、「いま何かのエネルギー（波動）を感じた」と考えたり、「頭でイメージしたことが現実に起こった」と考えたりするんです。
こう書くと何か超能力者のようですが、決してそういう訳ではなく、物事に対して余計な感情を入れずあるがままを受け入れているので、こういった捉え方ができるんでしょうね。
そう考えれば、ディズニー映画の「アナと雪の女王」の主題歌ではありませんが、物事をできるだけ「ありのままに」受け入れるということが必要と言えるのではないでしょうか。
心霊やUFOなど、オカルトを好む
スピリチュアルが好きな人は心霊現象やUFOといったオカルトを好むという特徴を持っています。
「ああ、やっぱり…」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
というのも、これらの現象は一般的なスピリチュアルの認識における「神秘的な現象」とリンクする部分があるので、スピリチュアルに興味を持つと必然的にオカルトを好むようになるという訳なんですよ。
ですが、どちらかと言えばスピリチュアルは精神の安定などのヒーリング（癒し）重視の傾向が強いのに対し、オカルトは実験や調査などを何度も繰り返すことで解明していくという傾向があるので、細かな違いはあるものの本質的には共通していると言えるでしょう。
また、スピリチュアルが好きな人は、自分を理解して大切にしてほしいという「承認欲求」が低いという一面も持っています。
これは、自分の興味・関心事は、一般の人には理解してもらえないと考えているためです。
スピリチュアルについて興味を持ってすぐの頃は、色々と話そうとしたり、話したりするのですが、一般には理解することが非常に困難な事柄であるため、多くの場合、理解してもらえなかったり、信じてもらえなかったりします。
そのようなことが続くことから、次第に自分を理解してほしいという思いが低くなってしまうんです。
そのため、自分と同じような感性を持っている人を見つけると、強い連帯感を見い出します。
ただし、根底では自分の興味・関心事は人に理解してもらえないと思っているため、承認欲求は低いままです。
まとめ＋関連記事
自身の心の声にしっかりと耳を傾けることを意味しているスピリチュアル。
ピュアな心で自分自身と向き合い、力強く日々を過ごして下さい。
この他にも、瞑想のメリットや効果などをご紹介した記事があります。
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