リコの興味しんしん

リコの興味しんしん

各々の興味・関心事などに関する雑学を書いていきます。

ストイックな人の心理ってどんなもの?特徴と性格も

一般的に「自分に厳しい」という意味で使われるストイックという言葉ですが、そういった人の心理はどういったものなのでしょうか。
また、その人の特徴や性格も気になりますね。
そのため今回は、「ストイックな人の心理ってどんなもの?特徴と性格も」をご紹介します!

ストイックな人の心理とは

ストイックな人の心理には、どういったものがあるのかというと・・・

  • 努力するのが当然と思っている
  • 本人は自覚していない
  • ストイックな人に憧れている
  • 負けず嫌いな気持ちが強い
  • 他人に対して優しい

などがあります。

それぞれ順に解説すると・・・

努力するのが当然と思っている

ストイックな人は、自身が立てた目標に向かってひたすら精進することから、「目標を達成するために努力するのは当然」と考えています。

もちろん、多少の辛さや苦しさをはねのける根性もあるので、自分が一度立てた目標に対して妥協することなく突き進むことができるんですよ。
言い換えれば、「根性無しではストイックになれない」という訳ですね。

ストイックではない人から見れば、「よくあんなキツイことが続けられるよな」と思うかもしれませんが、当の本人の中ではそういった自覚は全くと言って良いほどありません。

それどころか「目標達成のためにやるべきことをやっている自分が好き」という傾向があるので、ある意味楽しくてしょうがないんです。

たとえば、あなたが「身体(体型)を変えよう」という思いで筋トレやダイエットに励んでいるとすると、確かに始めた当初は「うわ、キツイなあ!」と思うかもしれませんが、そこを耐えて少しずつでも身体が変わってくると、「おっ、成果出てるじゃん!やった~!もっと頑張るぞ!」と思いますよね。

実はそれこそがストイックになるための入り口であり、そのうち「努力することが楽しくてしょうがない」そして「これが当たり前」という考えに変わるんです。

にわかには信じられないかもしれませんが、これは紛れもない事実ですし、今現在「ストイックではない」という自覚があるあなたももちろん実感できますので、もしも「自分もストイックになりたい」と思っているのであれば、何かひとつ目標を立てて、それに対して全身全霊で打ち込むことをオススメしますよ。

本人は自覚していない

既述したように、ストイックな人は「努力をすることが当たり前」と思っているので、本人に「自分はストイックだ」という自覚は全くと言って良いほどありません。

おそらく誰かが「君は本当にストイックだよなあ。見てて感心するよ。」と言ったとしても「いやいや、そんなことないですよ。」という返答が返ってくることでしょう。

これは決して謙遜して言っている訳ではなく、本心から出ている言葉であり、真面目な性格であることから「目標を達成するまでひたむきに努力する」ということは、やはり当たり前のことなんですよ。
またそうでないと達成できない場合が多いですしね。

本人が「自分はストイックだ」という自覚が無いほど目標に向かってひたむきに努力するその姿は、まさに「努力無くして結果無し」という言葉を体現していると言えるのではないでしょうか。

ストイックな人に憧れている

一般的に、ストイックだと言われる人の中には、そういった憧れの人がおり、「その人に少しでも近付きたい」という思いを持っている人がいます。
つまり、あるストイックな人物を目標に掲げ、その人のようにひたすら自分を追い込んでいるという訳ですね。

ちなみに、趣味で日々筋トレをしている筆者もそのタイプです。

筋トレやダイエットを例に取ると、「身体を変えたい」という思いはあっても、やはり「憧れの芸能人やスポーツ選手みたいになりたい!」というような目標が無ければ、最初はやる気に満ちているかもしれませんが、次第にどこか漫然としてくることでしょう。

そして、「これって何のためにやってるんだっけ?なかなか効果も出ないししんどいから、もういいや。」となり、やめてしまう可能性が高いんです。

ですが、目標としている憧れの人がいれば、「あの人みたいな体型になるんだ!多少辛くてもやめる訳にはいかない。やめてたまるか!!」という強気なメンタルになるので、他人から見れば「何でそこまでやるの?やり過ぎなんじゃない?」と思うぐらい追い込むことができるんです。

そういう意味でも「憧れの人を目標にする」というのはとても大切なことですので、今現在何かしらのことで自らをストイックに追い込んではいるものの、「何のためにやってるのか判らなくなってきたな・・・」という感じで気持ちが途切れそうになっているのであれば、ぜひ自らの憧れの人を目標に掲げ、気持ちを奮い立たせて下さい。

負けず嫌いな気持ちが強い

繰り返しになりますが、ストイックな人にとって目標に向かって努力することは当たり前だと思っているので、人ではなく「自分自身に負けたくない!」という心理を持っています。

一般的に負けず嫌いという言葉は、「人に負けることが嫌い」という意味で使われますが、ストイックな人にとって負けず嫌いというの言葉は自分自身に対して適用されるものであり、とにかく自身がやると決めたことに対して、「今日はやめとこう」「1日ぐらいサボっても大丈夫だろう」という気持ちは存在しないと言っても過言ではないんですよ。

上記でも似たようなことを書きましたが、やはり負けず嫌いでなければ目標を達成することはできませんからね。

もちろん、間近に競う相手がいればその意識は人にも向けられますが、基本的にはやはり自分自身と戦っているので、他人に対して露骨にその感情を表現することはほとんどなく、内なる炎を燃やしていることが大半です。

そう考えれば、「自分に勝てない人間は、他人にも勝てない」ということをしっかり理解しているからこそ、こういった気持ちを人一倍強く持っているんでしょうね。

他人に対して優しい

これは上で書いたことと関連しているんですが、ストイックな人は負けず嫌いで自分自身に対して厳しい面があるからなのか、他人に対しては優しい・もしくは寛容という心理を持っています。

おそらく、ストイックに自身を律することの大変さをしっかりと判っているため、他人の多少のミスなどに関してはほとんど気にしない・さりげなくフォローするという優しさが身についているんでしょうね。
つまり、「強い人間ほど優しい」という訳です。

また、男女問わずそういった人の周りには自然と人が集まってくるので、学校や会社でも抜群の人気を誇っているはずです。

このことから、「俺/私はどちらかと言えば自分に甘いし、学校や職場でも友達が少ないんだよな」という人は、ぜひ「これ」というものをひとつ見つけて、ストイックに打ち込んでみて下さい。

即効性は期待できないかもしれませんが、見ている人はしっかりと見ているものです。

きっと「最近〇〇君/ちゃんて良い意味で性格変わったよね」と言われるようになり、次第に人気者になれることでしょう。

ストイックな人の特徴と性格

ストイックな人の特徴は、どういったものがあるのかというと・・・

  • 自分自身に対して厳しい
  • 強い意志を持っている
  • 周りに影響されない
  • 禁欲的で、自らを律している
  • 逆境をはね返す力がある

などがあります。

それぞれ順に解説すると・・・

自分自身に対して厳しい

これは冒頭でも書いたように、「ストイック」という言葉本来の意味そのものであることから、ストイックな人の真骨頂と言える特徴です。

このことから、自分が一度立てた目標であれば、それがたとえどれだけ辛く苦しくても、「決めた以上は、やり遂げる!」という強固な意志で、達成するまで一心不乱に打ち込むんですよ。

ですので、意志が弱い人に多く見られる「1日ぐらいサボっても大丈夫だろう」「明日やれば良いか」というような考えは毛頭ありませんし、たとえそういった思いが頭をよぎったとしても「そんな訳にはいかない!何が何でもやるって決めたんだ!」という強い気持ちで、マイナスな気持ちをねじ伏せることができるんです。

人から見ればやはり「何でそこまで厳しくするんだろう・頑固一徹だなあ」と思うかもしれませんが、ストイックな人にとってはそれが当たり前と言えるでしょう。

ですから、もしもあなたの恋人や配偶者がストイックに何かに打ち込んでいるのであれば、「今日もやるの?たまにはゆっくりしたら?」というやる気を削ぐような言葉ではなく、「今日も気合い入ってるね!ファイト!」とやる気を鼓舞する言葉をかけてあげるようにして下さいね。

強い意志を持っている

上記で書いたことと似ていますが、ストイックな人は「決めた以上は~」という気持ちで物事に取り組むため、それを成し遂げるための強い意志を持っています。

これは、途中で投げ出すということを徹底的に嫌う性格から来ており、「そんなカッコ悪いことは絶対にできない!」と思っているからなんですよ。

心のどこかに怠けグセがあるのが人間ですが、ストイックな人はそれをこういった強い意志でねじ伏せることができるので、簡単には諦めませんし、弱音も吐きません。
それもこれも、やはり強い意志があるからこそですよね。

こういった性格から、仕事においても目標達成率が高い上に主張にもきっちりと筋が通っているため、上司や同僚から厚い信頼を得ていたり、場合によっては後輩から尊敬されているということもあります。

やはり人間は男女問わず、強い意志を持って目標達成のために突き進む人に魅力を感じるものなんでしょうね。

周りに影響されない

ストイックな人は自分の中で確固たる目標を持ち、それに向かってひたむきに努力するため、周りに影響されることは「めったに」と言って良いほどありません。

もちろん、自分と同じくストイックに物事に打ち込んでいる人からのアドバイスに耳を傾けることはありますが、特にこれと言って何も努力せず、好き勝手に生きているような人に影響を受けて流されるようなことは、まず無いんですよ。
やはりこういったところにも、意志の強さが垣間見えますよね。

そもそも、ストイックな人が何かしらの目標を立て、「これを絶対に達成するぞ!」と決めれば、それは言うなれば人ではなく「自分自身との勝負」となります。
つまり、そうなれば「人がどうであろうが何をしていようが、自分には何の関係も無い」という考え方になるという訳ですね。

これは決して「冷たい」という訳ではなく、そんな余裕が無いだけのことであり、言い換えれば、それほどまでに真剣に打ち込んでいる証拠なんです。

そして、周りの人もそれを見て、「自分も〇〇さんみたいにストイックになれるように努力しなきゃな」というような良い影響を与えることができるでしょう。

禁欲的で自らを律している

既述したように、ストイックとは自分に厳しいという意味を持っていることから、こういった人は元来人間が持っているとされる様々な欲求を日頃から自制心で抑え込み、禁欲的な生活をしています。

ちなみに、禁欲とは何も性に関することだけではなく、ふとした衝動に駆られて間違った行動をしたり、その場の感情に支配されて間違った判断をしてしまうことが無いという意味も含まれているんですよ。

このことから、常に客観的な視点で物事を見ていますし、それに合わせた冷静な言動をすることができます。
まさに「心はホットに、頭はクールに」ですね。

また、食べるということ…食欲に関して言えば、「自分は甘い物とか脂っこいものが大好き」という自覚がある場合、それが並大抵ではないと判っていても、自らの身体・あるいは何かしらの目標のために、あえてそれを断つんです。
そうすることによって、自らを律しているんですね。

こういったことは、当然ながら意志が強くなければできませんが、ストイックな人にとってはそれが当たり前ですので、そういう意味ではもはや禁欲的な生活が日常になっていると言えます。

逆境をはね返す力がある

繰り返しになりますが、ストイックな人は意志が強く、自身が決めた目標に対して一心不乱に取り組むうえ、簡単には諦めない性格をしているので、そのぶん逆境にも強く、またそれをはね返す力を持っています。

とは言っても、ストイックな人もやはり人間ですので、逆境に立たされると挫けたり気持ちが折れそうになることもありますが、その際には「クソッ、こんなことで諦めてたまるか!」という気持ちで、すぐに逆境を乗り越えるための策を考える・あるいはお笑い芸人の小島よしお氏のように「そんなの関係ねえ!」と言わんばかりに、意地でも突き進もうとするんですよ。

とにかく「諦めない」という気持ちが強いんですね。

もっと言えば、そういった状況の時こそ、いつも以上に力を発揮したり、その状況を楽しむということができるのも、ストイックな人の強みと言えます。
ですから、おそらくその時、本人の中では「俺/私の力を発揮する時が来た!」とほくそ笑んでいることでしょう。

このことから、もしもあなたが「俺/私は物事が順調に進んでいる時は良いけど、行き詰まったりピンチになったりすると、どうしたら良いのか判らなくなるんだよなあ」と思っているのであれば、ぜひストイックな人にアドバイスを求めてみて下さい。

きっと懇切丁寧に教えてくれるでしょうし、そのアドバイスがあなたに力強い1歩を踏み出させてくれること間違いなしですよ。

まとめ+関連記事

目標達成のための努力を当然と考え、最後までやり遂げる強い意志を持っているストイックな人。
その姿勢を見習い、自身の人生に活かしましょう。

この他にも、まるで鋼?と思えるような強いメンタルの人の特徴や強くなる方法をご紹介した記事や、今の自分を変えたいと思っている人に読んでほしい背筋をきたえるメリットの記事などがあります。

もしよろしければ、こちらも読んでもらえると嬉しいです。

reco-kyoumi.hateblo.jp
reco-kyoumi.hateblo.jp